悪性の容疑がかかるとやっぱり恐い。
自分が!!まさか!?
考えもしなかった。
でもね、よく考えてみた。
私の周囲には、ガンと言われる病を克服した人がたくさん居てる。
しかもステージ4だったり、余命宣告をうけていたり。
ガンは治るものである。
そう思わせてもらえた。
入院が決まるまで不安や恐怖もあった。
どう思考を切り替えよう?
考えに考えた。
あ!そうだ!!
先に体に謝らなきゃ!!
ずっと気付いてあげれなくてごめんね。
『ここに居るぞ!』
『ここで悪さしてるぞ!』
と毎月、大量の出血で存在アピールしてたのにね。
ここで悪さしてたんやね。
わかったよー。
気づいたからねー。
なんて、子供の反抗期を諭すかのように、
下腹部を撫でながら、
筋腫に声をかけていた。
悪性も受け入れて、
つきあう気持ちでいけばよい!
自然とそう思えた。
そう腹をくくると、
恐怖感や不安感が薄れていった。
つづく