今週、会社での出来事。

 

新しい仕事を受け持つことになり、急に忙しくなってきました。

 

職場復帰して3ヶ月半、就業規制がついて残業なしでやってきたけど、さすがにそれではこなせなくなってきた。

 

いいタイミングで産業医面談があり、事情を話してちょっとだけ規制を緩くしてもらいました。1日1時間程度の残業ならOK。

 

定時退勤に体が慣れてしまったから最初のうちはきついけど、残業にもそのうち慣れるだろう。

 

 

うお座うお座うお座

 

 

そして今日は6コース目の抗がん剤のため、会社を休んで病院へ。病院

再来受付して採血。採血

 

次は内科の外来だけど、腫瘍マーカーの結果が出るまで1時間以上は待たされる。

 

その間、院内の床屋さんへ行くことにした。バーバー

抗がん剤を始めるときに行ったきりなので、3ヶ月ぶりだ。


ここには、病院の医師や患者がたくさんくるので床屋のおばちゃんは病院の内部事情にやたら詳しい。

病院の情報屋である。

 

今日も、ある事情で病院スタッフが大勢離職してしまった話や、肝臓がんから肺転移、余命宣告を受けた人が治験で完治した話なんかを聞いた。

その人は完治してから3年経過し、今もこの床屋さんに通っているらしい。

 

 

ヘビヘビヘビ

 


頭さっぱりしたあとで、内科の外来。

今日も、主治医のB先生じゃなく代理のK先生。

 

血液検査の結果は異常なし、抗がん剤続行である。
腫瘍マーカーも上限値以下におさまっている。

ありがたい。

 

【上限値 CEA:5.0、CA19/9:37.0】
2016/06/16 CEA:7.0、CA19/9:16.9

2016/06/23 初回投与
2016/07/14 CEA:3.8、CA19/9:13.2 →2回目投与
2016/08/03 CEA:4.1、CA19/9:13.8 →3回目投与
2016/08/26 CEA:4.9、CA19/9:15.1 →4回目投与
2016/09/16 CEA:4.7、CA19/9:15.1 →5回目投与
2016/10/07 CEA:3.7、CA19/9:14.6 →6回目投与

 

前回投与後、2週目に皮膚障害(赤い発疹、痒み、ヒリヒリ痛み)が出て、近所の皮膚科クリニックで塗り薬をもらった。

 

症状は改善しているので、それと同じ薬を処方してもらうことにした。

 

皮膚科では、顔用と体用、それぞれ主力のステロイド剤に保湿剤や痒み止めなどをミックスしたものをプラスチックの容器に入れて出してくれた。

 

この病院では、主力のストロイド剤単品(チューブに入った製品版)だけ処方。


内科の先生だから、皮膚科みたいに塗り薬をミックスして処方するようなテクニックが無いのだろうか。。。

 

 

かに座かに座かに座

 


外来が終わると通院治療センターへGO!
90分待ちだといわれた。

 

ちょうどお昼時の投与になるので、早めに食べることにした。
最近は、院内のド○ールコーヒーのミ○ノサンドで軽くすませることにしている。

 

今日みたら新メニュー、ミラ○サンドCがあるではないか!


買ってみた。
食べてみた。
・・・


うまい~(≧∇≦)b

 

 

呼び出し機が鳴り、通院治療センターへ。


今日はリクライニングチェアのお部屋。

 

お隣から、抗がん剤について説明する先生の声が聞こえてきた。

お隣とはカーテンでしか仕切られてないからまる聞こえである。

 

どうやらお隣さんは、抗がん剤は今回が初めてらしい。

声から判断するに患者さんはかなり若い。

 

恐らく30代前半か、先生の説明もだんだんタメ口になっていく。

術後の補助化学療法でSOX療法を受けるらしい。

 

オキサリかぁ…


僕が5年前の上行結腸がん手術後は、FOLFOXかUFT/ユーゼルのニ択だった。

この若者はなにがんなのだろう。

 

若者の話しぶりから、かなりの不安や緊張感が伝わってくる。

声も若干震えている。

がんになってから、精神的にまともに食事がとれなくなったと話している。

 

人生はじめてがんになり、手術し、いまはじめて抗がん剤という得体の知れない液体が、体の中に流し込まれている。

 

怖くて当然、不安で当然である。

 

『大丈夫!負けんな若者!』

そう声をかけたかった。

 

5年前の自分を思い出す。

 

どうかこの若者に効果がありますように。

副作用が少なくてすみますように。