こんにちは。

関東も梅雨入り、今日もすっきりしない天気です。

先週、新宿にプロレス観戦に行く前、2ヵ所目のセカオピに行ってきました。

都内にあるK病院。有名な病院です。
担当医師も、大腸外科医としては名医と呼ばれている医師。


■1ヵ所目に行った都内T病院との違い。

・K病院は施設が新しくて広い。T病院ボロすぎ。
・交通アクセスはT病院が良い。最寄り駅から徒歩数分。K病院は徒歩10分はかかる。
・どちらも午後遅くからのセカオピだったが、T病院は患者さんで溢れていて、K病院はすいていた。
・T病院は応接室のような場所を使いVIP待遇だったが、K病院は外来の診察室で普通の対応。
・T病院は予定時刻通りに開始。K病院は予定より1時間遅れ。
・K病院のセカオピ費用はT病院の半額。

■医師の対応

T病院の担当医師と比較するとマイナスの印象。
左足を貧乏ゆすりしながら説明していました。(汗)
なんだか急いでいるようで、ゆっくり会話をする雰囲気ではなかったですね。

予定より1時間遅れの開始、会計窓口が閉まる間際だったので急いでいたのかもしれません。

最初に、ボイスレコーダーで録音する許可を求めたところ、
「録音するのはいいけど、この画像を早く見てください」
とせかされてしまった。。。
(因みに録音はT病院でもOKでした。禁止している病院もあるようです)

説明は具体的で分かりやすかったと思います。

■診断結果

いま通っている病院、T病院とほぼ同じ内容でした。

・転移箇所はすい臓のすぐ裏にあり、手術は難しい場所にある。
・手術できない場所ではないが、いま手術するメリットはない。
・傍大動脈リンパ節から首のリンパ節にとぶ可能性が高い。
・いまは抗がん剤で全身治療するのがベストな選択。
・少なくとも1年は抗がん剤を行い、他に転移が無ければ手術を検討してもよい。

CT画像を見てもらいましたが、昨年12月末に撮った画像に異常はなく、5月初旬に撮った画像には映っていると。
4ヶ月弱で、3センチほどに成長していたようですね。

抗がん剤は最低でも1年間という意見もでました。
主治医からは、3~4ヶ月後にCTを撮って効果を確認しましょうとは言われてますが、いつまで続けるか具体的な時期は聞いていません。

主治医の判断が、日本を代表する二人の名医と同じであることが確認できました。
これでよしとしよう。


セカオピでは、ステージや余命についての話はありませんでした。
こちらからも聞いていません。

主治医からも、5年前の原発癌のときにステージ3aだという説明をうけたきり。
余命宣告は、黙っていても医師から説明があるものだと思って聞いてません。
どんな基準でいつ説明があるものなのでしょうか。。。


余命について、最近他のブログで参考になる記事を読みました。

・余命1~2ヶ月は正確に予測できるが、それ以上は精度が落ちる。
・正規分布にならないので中央値で出す。
・統計上、半数の方がその期間内に亡くなる(がん以外の原因も含めて)ということ。

余命が正確な場合もあれば、それより短い場合も、長い場合もある。
要は、「分からない」ということ。

ならば、余命を気にするのはやめたほうが良さそうです。

『今できることする』
『目の前のことに集中する』
これに専念しよう。


そして、最近思うことは「楽しむ」こと。

今の闘病は5年前の上行結腸癌から始まっていますが、26年前にも直腸がんの手術をしました。がんとの付き合いは27年目に入りました。

手術で障害が残り、それを悔み、悲しんだり、
再発や死に対して恐れおののき。

楽しむことを放棄した時期もありましたよ。
楽しいだけ、現実に引き戻されたときの落差が大きくなる。
それなら楽しまない方がましだ。
無感動、無表情。

でもそれじゃあ、体は生きていても、心が死んだ状態です。
悲しいのも、楽しいのも、生きている証拠。
思い切り悲しみ、思い切り楽しめばよい。
それが生きるということ。
そう割り切りました。

昔、マザーテレサが言いました。
『愛の反対は憎しみではなく無関心です』
と。

『笑顔の反対は泣き顔ではなく無表情』
といえるかもしれません。

限られた時間、1秒でも長く「笑顔」でいたいものです。


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