こんにちは。
いま病院で、FOLFIRI+アバスチン中です。
初めての薬、キンチョーする~。(*≧Δ≦)
過去に、術後の補助化学療法として、FOLFOXを24クールやったことがあります。
最後は一年前のちょうど今頃だったはず。
がん友さんとの会話で、副作用はオキサリプラチン(エルプラット)最強伝説があり、それを耐えたのだから今回もきっと大丈夫だろうと、自分で自分を励ます。
すべて通院、投与日以外は休まず会社行ってましたからね。
木曜日に投与、金曜日は出社。副作用のピークを土日でやり過ごす。
たまにピークが月曜、火曜にずれるときがあり、このときはキツかった。
フラフラになりながら会社にいった。
出勤途中に倒れそうなときもあったけど、少しくらいなら無理して体を動かしたほうが回復は早かった気がする。
おれの体は案外頑丈にできているのかもしれない。
いや、絶対にそうだ。
そうに違いない。
今日の治療のことは、明日ゆっくり書くとして、昨日マイナンバーカードを受け取りに区役所にいった話を。
(正確には、「個人番号カード」っていうらしい)
平日なのにけっこうな人がいて、発行までに1時間以上かかりました。
これを成人した国民ひとりひとりにやるんだから、もう大変っしょ。
すごい労力とお金をかけてる。
窓口には3回呼び出されます。
1回目は必要書類と本人確認。
2回目は券面の記載事項確認と、パスワード設定(紙に書く)
3回目も券面確認と、パスワードの登録(パソコン画面から入力)
2回目と3回目は、係員が目視で、写真と本人の顔を照合してチェックされる。
帽子は取るよう指示される。
斉藤さんだとばれてしまう。
パスワードは4種類もある。
パスワード①は英数字で6文字以上、②~④は数字4桁で同じ数字でも可。
パスワード①②は電子証明用で、有効期限が5年(5回目の誕生日月まで)
カード自体の有効期限は10年(10回目の誕生日月まで)
期限が切れる3ヶ月前から更新手続きができる。
ややこしわ。
更新。。。
絶対忘れる自信あり。
券面の右下には、文字が書けるスペースがある。
ここは、住所変更した場合に役所の人が書くためのもので、さわるなと言われた。
クレジットカードと間違えて、氏名を書き込んじゃう人がでそうだけど。
券面のさらに右下には、臓器提供の署名欄がある。
文字が小さすぎて、老眼では見えないね。
署名は強制じゃないので、あえて書かなくていいよと言われた。
がんになったから、したくてもできない。。。
パスワードは、パソコンのタッチ画面から本人が入力する。
入力用の画面から、4種類のパスワードを入力し「確認」ボタンをタッチ。
画面が閉じると、デスクトップ画面が出た。
壁紙から、もろWindowsXPだとわかる。
WindwosXPは2年前、製造元(Microsoft)でサポート切れとなったOS。
バグ(欠陥)が出ても、脆弱性が発見されても、修正プログラムは提供されない。
インターネットに直結しないのなら、ある程度のセキュリティは確保されるが、こんな重要なシステムをサポート切れOSで動かして大丈夫なのだろうか。
いちおう僕も、IT企業に勤めるSEのはしくれ。
法人のお客様にはいつも、「OSのサポート切れになるまえにシステムを更新しましょう」と提案している。
コストを抑えたいユーザーの気持ちもわかる。
「まだ動くものを、なぜ更新せにゃならぬ?」
ごもっともである。
機械(ハード)は経年劣化しいずれ壊れる。
OS(ソフト)は劣化しないから半永久的に使える。
半永久的に使われたら企業は儲からない。
儲からないものはだれも作らない。
難しい問題だ。
更新の時に問題になるのが、OSの上で動くアプリ(業務ソフト)の更新だ。
パソコン本体とOSだけなら、一式10万もしない。
サーバーやネットワーク機器はもっと高額だが、一番のネックはアプリの更新費用である。
自治体や銀行で使うシステムなら億単位、大規模なシステムになると数十億から数百億もかけてアプリを作る。(因みに、その費用の大部分は人件費である)
OSをアップグレードすると、最悪の場合、高い金をかけて作ったアプリを作り直す必要がある。
それなら今のものを使い続けるわい、とこうなる。
話がそれてしまいました。
最後にカードを受け取ったおばちゃんがぼやいてた。
「これ何に使うのかしら。。。」
e-Taxで使えるらしいよ。
パソコンにICカードリーダがあれば自宅からできる。
あとはコンビニで住民票がとれたり。
コンビニでの証明書交付、ぼくの住んでいる自治体では来年からサービス開始らしい。
ちょっと遅いよねぇ。
おばちゃん、続ける
「これでお金借りれるかしら。。。」
きっと貸してくれるでしょう。
顔写真付きの公的証明書といえば、運転免許証、パスポートくらい。
どっちも持ってない人にとっては、このカードは立派な証明書になる。
おばちゃん、いいことに気付く。
「あっ、このカードを売ればお金になるわね!」
それはダメ!
Σ(`д`ノ)ノ ヌオォ!!
おばちゃんになりすまして得する人はいないと思うけどね。(汗)
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初めての薬、キンチョーする~。(*≧Δ≦)
過去に、術後の補助化学療法として、FOLFOXを24クールやったことがあります。
最後は一年前のちょうど今頃だったはず。
がん友さんとの会話で、副作用はオキサリプラチン(エルプラット)最強伝説があり、それを耐えたのだから今回もきっと大丈夫だろうと、自分で自分を励ます。
すべて通院、投与日以外は休まず会社行ってましたからね。
木曜日に投与、金曜日は出社。副作用のピークを土日でやり過ごす。
たまにピークが月曜、火曜にずれるときがあり、このときはキツかった。
フラフラになりながら会社にいった。
出勤途中に倒れそうなときもあったけど、少しくらいなら無理して体を動かしたほうが回復は早かった気がする。
おれの体は案外頑丈にできているのかもしれない。
いや、絶対にそうだ。
そうに違いない。
今日の治療のことは、明日ゆっくり書くとして、昨日マイナンバーカードを受け取りに区役所にいった話を。
(正確には、「個人番号カード」っていうらしい)
平日なのにけっこうな人がいて、発行までに1時間以上かかりました。
これを成人した国民ひとりひとりにやるんだから、もう大変っしょ。
すごい労力とお金をかけてる。
窓口には3回呼び出されます。
1回目は必要書類と本人確認。
2回目は券面の記載事項確認と、パスワード設定(紙に書く)
3回目も券面確認と、パスワードの登録(パソコン画面から入力)
2回目と3回目は、係員が目視で、写真と本人の顔を照合してチェックされる。
帽子は取るよう指示される。
斉藤さんだとばれてしまう。
パスワードは4種類もある。
パスワード①は英数字で6文字以上、②~④は数字4桁で同じ数字でも可。
パスワード①②は電子証明用で、有効期限が5年(5回目の誕生日月まで)
カード自体の有効期限は10年(10回目の誕生日月まで)
期限が切れる3ヶ月前から更新手続きができる。
ややこしわ。
更新。。。
絶対忘れる自信あり。
券面の右下には、文字が書けるスペースがある。
ここは、住所変更した場合に役所の人が書くためのもので、さわるなと言われた。
クレジットカードと間違えて、氏名を書き込んじゃう人がでそうだけど。
券面のさらに右下には、臓器提供の署名欄がある。
文字が小さすぎて、老眼では見えないね。
署名は強制じゃないので、あえて書かなくていいよと言われた。
がんになったから、したくてもできない。。。
パスワードは、パソコンのタッチ画面から本人が入力する。
入力用の画面から、4種類のパスワードを入力し「確認」ボタンをタッチ。
画面が閉じると、デスクトップ画面が出た。
壁紙から、もろWindowsXPだとわかる。
WindwosXPは2年前、製造元(Microsoft)でサポート切れとなったOS。
バグ(欠陥)が出ても、脆弱性が発見されても、修正プログラムは提供されない。
インターネットに直結しないのなら、ある程度のセキュリティは確保されるが、こんな重要なシステムをサポート切れOSで動かして大丈夫なのだろうか。
いちおう僕も、IT企業に勤めるSEのはしくれ。
法人のお客様にはいつも、「OSのサポート切れになるまえにシステムを更新しましょう」と提案している。
コストを抑えたいユーザーの気持ちもわかる。
「まだ動くものを、なぜ更新せにゃならぬ?」
ごもっともである。
機械(ハード)は経年劣化しいずれ壊れる。
OS(ソフト)は劣化しないから半永久的に使える。
半永久的に使われたら企業は儲からない。
儲からないものはだれも作らない。
難しい問題だ。
更新の時に問題になるのが、OSの上で動くアプリ(業務ソフト)の更新だ。
パソコン本体とOSだけなら、一式10万もしない。
サーバーやネットワーク機器はもっと高額だが、一番のネックはアプリの更新費用である。
自治体や銀行で使うシステムなら億単位、大規模なシステムになると数十億から数百億もかけてアプリを作る。(因みに、その費用の大部分は人件費である)
OSをアップグレードすると、最悪の場合、高い金をかけて作ったアプリを作り直す必要がある。
それなら今のものを使い続けるわい、とこうなる。
話がそれてしまいました。
最後にカードを受け取ったおばちゃんがぼやいてた。
「これ何に使うのかしら。。。」
e-Taxで使えるらしいよ。
パソコンにICカードリーダがあれば自宅からできる。
あとはコンビニで住民票がとれたり。
コンビニでの証明書交付、ぼくの住んでいる自治体では来年からサービス開始らしい。
ちょっと遅いよねぇ。
おばちゃん、続ける
「これでお金借りれるかしら。。。」
きっと貸してくれるでしょう。
顔写真付きの公的証明書といえば、運転免許証、パスポートくらい。
どっちも持ってない人にとっては、このカードは立派な証明書になる。
おばちゃん、いいことに気付く。
「あっ、このカードを売ればお金になるわね!」
それはダメ!
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