こんにちは。

今日は寒い、雨降りの一日でしたね。

久しぶりにストーマケア用品について書きたいと思います。

一昨年の9月に永久ストーマを造設し、オストメイトになって1年半近くたちました。

今のところ、特にトラブルもなく過ごせています。

ネット等で調べてみると、パウチが外れてしまう事故や、炎症やあせもといった肌トラブルに見舞われた方を見かけます。

肌荒れの原因としては、パウチの面板とストーマ周囲の肌の相性が合わないとか、ストーマと面板の間にむき出しとなった肌に排泄物が付着して荒れてしまうのが原因のようです。

ストーマと面板にすき間があかないよう、面板をカットするのは至難の業です。

ぎりぎりの大きさにカットしてしまうと、面板の切断面でストーマを傷つけてしまうので、1~2ミリ程度は間をあける必要があります。

適度なすき間をつくるのに便利なのが、皮膚保護剤です。

リング型の皮膚保護剤を2種類試してみました。


①ブラバ モルダブルリング(220円/枚) 写真上
②ダンサック GXトラシール(300円/枚) 写真下

古いパウチを外して肌を洗浄し、皮膚保護剤をストーマの周りにそって張りつけ、そのうえから新しいパウチを付けます。

①は、ゴムのように柔らかく、簡単に伸ばせます。ハサミで切ったあとストーマのサイズにあうよう指で伸ばして張り付けます。
写真は厚さが2mmのタイプ。4mmタイプもありますが価格も倍します。

②は、①と比べると厚みも固さもあります。写真は内径が40mmのもので、20mmから50mmまで10mmごとのサイズがあります。
手術後はストーマが大きくてこのサイズでちょうど良かったのですが、最近ではストーマが直径27mmまで小さくなったので、皮膚保護剤を1cmほど切り取り、内径を小さくして使っていました。
内径30mmの試供品を試したところ、ちょうどよいサイズでした。
①より硬いので指で伸ばすことはできず、曲げるのも少し力がいります。

使った感じ、扱いやすさと価格では①、耐久性では②が優れています。

どちらの製品もパウチの面板と同じ成分でできています。
皮膚保護剤を使うことで、面板を厚くすることになり、パウチ単体を使うよりもパウチが長持ちします。
反面、コストは増えますが、病院からの勧めもあってオストメイトになってから使い続けています。

肌トラブルが無かったのは、皮膚保護剤を使っているおかげなのかもしれません。


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