こんばんは。
今日、会社で産業医面談がありました。
昨年9月の手術、10月職場復帰後の4回目の面談。
場所は、会社の健康管理室の中。
これまでの面談で徐々に就業規制が解除され、本当なら今回で全解除となるはずでした。
でも、先週のPET-CT検査でリンパ節転移が発覚し手術決定。
産業医の先生は、会社近くの大学病院から来ている女医さん。
年は50代の中旬くらいの人かな。
検査結果を伝えると、
『あら、大変。どこに転移したの?』
(僕)『右鼠径部リンパです。昨年9月は右外腸骨リンパでした。』
『じゃあ、足が浮腫むかもしれないわね。』
この先生からも浮腫みを指摘された。
いくつか質問に答えたあと、とりあえず規制は現状維持、全解除ならず。
まー当たり前か。
『就業規制のことはいいとして、何か不安なことある?』
と聞かれて、
(僕)『不安だらけです。(;へ:)』と。
病院の主治医じゃないからか、気楽に会話できた。
(僕)『足が浮腫むと言われるけど、そうならない人も大勢いるんですよね?主治医からは、酷い場合はゾウの足みたいに腫れあがって歩けなくなると脅されてるんですけど。』
『医者は最悪のケースを想定して話をする。結果がそれより良ければ問題ないけど、逆の場合は訴訟になりかねない。医者も身を守る必要があるからね。だからそこまで気にすることはないよ。』
なんて正直な先生。逆に好感持てるわ。
(僕)『病院が入院まで11週間待ちだと言っている。待ちきれないから転院した方がいいですか?』
『それはお勧めできない。これまでの5年間、その病院で治療した情報がクリアになっちゃうわけだし。』
たしかに。セカオピは受けたいが、転院する勇気はまだない。
『それよりちゃんと眠れてる?入院まで不安続きだと精神的にまいっちゃうよ。良かったら、睡眠導入剤と抗不安剤を処方してあげる。お守り代わりに持ってたら?』
そういって薬を処方してくれた。
なんだ、いい先生じゃないか。。。
面談からの帰り際、僕と同い年くらいの保健師さんが、
『話を聞くくらいならできるから。いつでも来てね。』
と言ってくれた。(T△T)
職場に戻り、今度は上司の課長と部長に報告。
PET-CTの検査結果、また手術をすることを伝えた。
「5年で4回も手術なんで、医療ミスじゃないのか!」
「その病院大丈夫?やぶ医者じゃないの!」
と、驚き&お怒りモード。
初発は、5年前の上行結腸癌。その時の上司は別の人だったので、順を追って説明した。
・5年前の癌ですでにリンパ転移ありのSTAGE3aだった。
・リンパ転移があればリンパを通って全身にがん細胞が散らばっている可能性がある。
・術後の補助化学療法で散らばったがん細胞を叩いた。それで治る人もいれば再発する人もいる。僕はその後者に入った。
・定期的に検査し、再発したら手術、それを繰り返すしかない。
・がんが全部取り切れると医者が判断しない限り手術はしない。手術できるだけいい方なのです。
これまで3回の手術。主治医からは、
『目に見えるがんは全部取り切ったから。』
と言われた。
でも再発した。
本当は取りこぼしじゃないの?
もっと広めに取ってくれてたら再発しなかったんじゃないの?
僕も疑念を持っている。
でもそれを判断する情報も知識も僕には無い・・・
2月納期、3月納期のプロジェクトをたくさん抱え、1年で一番忙しい時期に入院しなければならない。
深夜残業、休日出勤している同僚もたくさんいるのに。
申しわけないと謝りました。
上司はこう言ってくれた。
「君がいまできることをやってくれればいい。悩みがあるなら一人で抱え込まず、いつでも相談してほしい」
涙が出そうなくらい嬉しかった。
本当にありがたい言葉だった。
いつか恩に報いたいと思った。
今日、会社で産業医面談がありました。
昨年9月の手術、10月職場復帰後の4回目の面談。
場所は、会社の健康管理室の中。
これまでの面談で徐々に就業規制が解除され、本当なら今回で全解除となるはずでした。
でも、先週のPET-CT検査でリンパ節転移が発覚し手術決定。
産業医の先生は、会社近くの大学病院から来ている女医さん。
年は50代の中旬くらいの人かな。
検査結果を伝えると、
『あら、大変。どこに転移したの?』
(僕)『右鼠径部リンパです。昨年9月は右外腸骨リンパでした。』
『じゃあ、足が浮腫むかもしれないわね。』
この先生からも浮腫みを指摘された。
いくつか質問に答えたあと、とりあえず規制は現状維持、全解除ならず。
まー当たり前か。
『就業規制のことはいいとして、何か不安なことある?』
と聞かれて、
(僕)『不安だらけです。(;へ:)』と。
病院の主治医じゃないからか、気楽に会話できた。
(僕)『足が浮腫むと言われるけど、そうならない人も大勢いるんですよね?主治医からは、酷い場合はゾウの足みたいに腫れあがって歩けなくなると脅されてるんですけど。』
『医者は最悪のケースを想定して話をする。結果がそれより良ければ問題ないけど、逆の場合は訴訟になりかねない。医者も身を守る必要があるからね。だからそこまで気にすることはないよ。』
なんて正直な先生。逆に好感持てるわ。
(僕)『病院が入院まで11週間待ちだと言っている。待ちきれないから転院した方がいいですか?』
『それはお勧めできない。これまでの5年間、その病院で治療した情報がクリアになっちゃうわけだし。』
たしかに。セカオピは受けたいが、転院する勇気はまだない。
『それよりちゃんと眠れてる?入院まで不安続きだと精神的にまいっちゃうよ。良かったら、睡眠導入剤と抗不安剤を処方してあげる。お守り代わりに持ってたら?』
そういって薬を処方してくれた。
なんだ、いい先生じゃないか。。。
面談からの帰り際、僕と同い年くらいの保健師さんが、
『話を聞くくらいならできるから。いつでも来てね。』
と言ってくれた。(T△T)
職場に戻り、今度は上司の課長と部長に報告。
PET-CTの検査結果、また手術をすることを伝えた。
「5年で4回も手術なんで、医療ミスじゃないのか!」
「その病院大丈夫?やぶ医者じゃないの!」
と、驚き&お怒りモード。
初発は、5年前の上行結腸癌。その時の上司は別の人だったので、順を追って説明した。
・5年前の癌ですでにリンパ転移ありのSTAGE3aだった。
・リンパ転移があればリンパを通って全身にがん細胞が散らばっている可能性がある。
・術後の補助化学療法で散らばったがん細胞を叩いた。それで治る人もいれば再発する人もいる。僕はその後者に入った。
・定期的に検査し、再発したら手術、それを繰り返すしかない。
・がんが全部取り切れると医者が判断しない限り手術はしない。手術できるだけいい方なのです。
これまで3回の手術。主治医からは、
『目に見えるがんは全部取り切ったから。』
と言われた。
でも再発した。
本当は取りこぼしじゃないの?
もっと広めに取ってくれてたら再発しなかったんじゃないの?
僕も疑念を持っている。
でもそれを判断する情報も知識も僕には無い・・・
2月納期、3月納期のプロジェクトをたくさん抱え、1年で一番忙しい時期に入院しなければならない。
深夜残業、休日出勤している同僚もたくさんいるのに。
申しわけないと謝りました。
上司はこう言ってくれた。
「君がいまできることをやってくれればいい。悩みがあるなら一人で抱え込まず、いつでも相談してほしい」
涙が出そうなくらい嬉しかった。
本当にありがたい言葉だった。
いつか恩に報いたいと思った。