読者登録してね
<元記事>
 「紫外線の影響が騒がれているので、小学3年生の娘の水泳には、日焼け止めクリームをつけさせたいんです。でも学校は、よほど肌が弱い児童以外の日焼け止めクリームの使用は禁止していて。私自身、シミでずいぶん悩まされている1人。娘には今からケアして、健康な肌でいてほしいんですが……」

 小学校のプールから児童たちの歓声が上がる、これからの季節。こんな悩み事が、ある母親から本誌に寄せられた。調べてみると、水泳の授業で、子供の日焼け対策に頭を悩ませているママは少なくないようだ。子供たちへの紫外線の影響について、日本臨床皮膚科医会・学校保健委員会委員長の島田辰彦先生に聞いた。

「紫外線は、皮膚の細胞の遺伝子を傷つけます。また抵抗力も落ちるため、口の周囲に赤い水ぶくれができる『口唇ヘルペス』を発症することも。さらに長期的にみると、シミやシワといった肌の老化や、皮膚がんの発症率を高めます。また目にも影響があり、白内障を引き起こすことも。日光を浴びても黒く日焼けせず、赤くなるだけのタイプの児童は、紫外線の影響をより強く受けてしまいます。早急な対策が必要でしょう」

以下はこちら http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150715-00010004-jisin-soci

------------------------------------------

 これ、難しい問題だと思いました。僕ら世代だと「日焼け止めでプールの水が汚れる」というのが常識だと思うし、公営プールでは今だにこの手の但し書き(日焼け止めを塗って水槽に入らないこと)が多いと思うんですね。ただ、以前より紫外線が強くなってるように思うこと、日焼けには害も多いことは浸透してきましたから(も1つ言うと紫外線に対して肌が弱い子供が増えている気も)。

 僕はラッシュガード(長袖水着)の着用を認めるのが一番妥当な策のような気がするんですよね。それこそ「指定の同じスクール水着を着ること」ってルール自体が時代遅れじゃないですか。日焼け止めはクリームかオイルかにもよるけど、やはり水に流れやすいものもあり、そうするとたびたび塗らないといけない→ますます水質悪化、あるいは授業にならない可能性があると思うので。

 最後に「沖縄の児童は札幌の6割しか紫外線を浴びてなくて、沖縄の児童には日焼け予防の習慣がある」に関してですが、沖縄にはプールの授業はありませんから、今回の記事の趣旨とは外れる内容だと思いますが…