サハリン、再び | コバユリSP

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★ライフスタイルエッセイスト小林夕里子のブログ★

少し前のこと。
テレビのチャンネルを回していたら、サハリンの紀行番組をやっていた。
俳優さん御一行が、”世界地図の最後の空白を埋めた男” 間宮林蔵の軌跡をたどって
ユジノから島の北方まで。
昨年スラッペで走ったサハリン旅を思い出しながらニヤニヤ見ていたら、
海峡を過ぎて登場した原住民族に目が点。


「モンゴルの遊牧民とそっくり!!」
 

 






顔立ちも、体つきも、民族衣装に施された刺繍もそっくり!
背景の海が合成に見えてくるくらい(笑)。


彼らはニヴフと言って、島の北部の少数民族だそうなんだけど、
さらに調べてみたら、やはりモンゴロイドで、
対岸のアムール川の下流にも彼らと同じニヴフが暮らしているらしい…。



きたーーーっ!!!!



つまり、サハリンにいるニヴフのみなさんは大陸からやってきた人たちってこと。
ここから導き出せるのは、太古の昔は”陸続き”だったという仮説。
そこでよみがえるのは、サハリンを走りながら全身で受けた、

「北海道とサハリンはもともと”陸続き”だったに違いないよね」感と、

モンゴルを旅していると感じる”ただいま”感!
久々にスイッチを押されて電気が走る!!



 


バイクを走らせながら体が感じることは概ね核心を突いている。

北海道からサハリン、間宮海峡を抜けて大陸へ…。
自分のルーツを辿る旅、

いつかバイクで叶えられたら最高だな☆