比較対象車は、ディーゼル車を中心に比較検討してました。
同じ車種で比較するとディーゼル車は、ガソリン車よりもパワートレインのコストの差で車両価格が高い一方で、燃料は軽油でハイオク車とリッター単価で30円程度も安いばかりか、実燃費も良い傾向にあります。
つまり、ディーゼル車は、買う時は高いが、維持費はお得という訳です。
これは、ハイブリッド、EV車にも言えます。
そうすると、
購入価格が安いガソリン車Aと
購入価格が高いが、その後の燃費でお得なディーゼル車Bとでは、結局どっちがお得なのかという事になります。
まぁ、パワートレインが違うと車体は同じでも全く乗り味が変わる訳ですが、ディーゼルは力強いトルクの走りも定評がある訳で、うちの奥様の様に「ディーゼルは・・・」という先入観が無ければ充分候補になる訳です。
勿論、燃料だけでなく、部品差による修理コストや、リセール価格も考慮しなくてはいけないとは思いますが、
ぶっちゃけ、この初期価格差をどれ位走れば、ランニングコストで回収できるのか、簡単に数式モデル化しちゃいましょう!というのが今回のテーマです。
あー、前置き長かった。
縦軸はコスト。
横軸は走行距離。
車両Aと車両B
A:価格は安いがBより燃費悪い車
B:価格はAと比べVだけ高いが、燃費が良い車
X:初期価格差を含めたランニングコストでB が
Aに追いつく走行距離。
つまり、車両B は、X km以上走れば、車両A より安上がりの買い物だったという事になる。
仮に、出てきたXが100万kmだったら、現実的にはそんなに走れないので、車両Aの方が安上がりという判断が出来ます。
逆に、Xが1万kmだったら、おそらく1年しないで、Bが安上がりになるので、買うなら、絶対Bという事になります。
とまぁ、こんな感じですが、
ちょっと長くなりそうなんで、
一旦、前振り編として、今日はこの辺で。