最近読んだパリ・フランス特集の雑誌レヴュー【クレア・トラベラー夏号】フランス行くなら買って損なし | ヨーロッパ、女一人旅 ~パリが恋しくて

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2007年フランス・パリに留学。2012年フランス・ロワールの古城で挙式。カメラ女子&フランス愛好家co malicoの旅ブログです。ヨーロッパ、アフリカ、海外リゾート旅行記、地域別にテーマをわけたフランス国内旅行記、パリのレストラン情報、フランス土産…いろいろと。

出遅れましたっ顔

なんだかここの所調子がすぐれないのですが、梅雨のせいでしょうかねぇ…

そのため発売日に更新するつもりだったのですが…

今日は、レビューですLocomo

フランス特集雑誌でございますピース

そして、いつも期待を裏切らない旅行誌、クレア・トラベラーでございますっピースピース

さぁ余分な話は置いておいて本題を早速書いていくことにしましょう。

イイですね~ありがちなキラキラ
テンションも、期待も上がるこの表紙。

まずはいつもの評価から。

★★★★★

5つ星です星☆

本当は、6つでも7つでも星つけたいくらいgood

co malico大、大、大満足のコンテンツですキラ

やっぱり、CREA!!
さすが!安定のCREA Traveller!!!!

これは、フランス好きな方やフランスを訪れる予定のある方必見ですキラ

それでは、具体的にどんな内容なのか見ていきましょGood!

最新号を読んでみて、co malicoが感じた、今回のターゲット層は、

ズバリポイント

「初めてフランスを訪れる/フランス周遊の旅 を計画される方」。

co malicoも初めてのフランス旅行は、今では絶対にありえないパッケージツアー旅行でした。

パッケージツアーでもそして個人でもフランスを旅した経験があるんです…

その時は、北フランスの「超」有名どころを押さえた旅程でした。
モン・サンミッシェルを訪れ、フォンテーヌブローを訪ね、ヴェルサイユ宮殿を見学し、パリ自由行動。

世界遺産のオンパレードです笑

短い期間の中で世界遺産を「訪ねる」ことに価値を置く旅行スタイルならパッケージツアーは良いのです。
そういう団体ツアーを経験して、co malicoは不向きということが分かったので、自分で交通手段を調べて、行き難いところ・日本人があまり訪ねないところ・ビッグイベントに行き、そしてじーっくり時間をかけて旅時間を「過ごす」。そういう「はい、時間ですよ~」の合図に縛られない旅行スタイルを楽しみたいのでフランスを団体旅行で旅して以降団体ツアーには参加していません。

お決まりの、脱線、してしまいましたが、
今回のクレア・トラベラーは初めてフランスを訪れる団体ツアー客も、個人で世界遺産を訪れる個人旅行者も、相反する2つの旅スタイルを計画される方々、つまり。初めてフランスを旅行しようと考えている方にはピーッタリの一冊であります。


大特集は
「失われしロワイヤルを求めて
フランス 美を巡る旅
です。

ヴェルサイユ宮殿、ヴェルサイユ宮殿以外のヴェルサイユ、マストゴースポット、フォンテーヌブロー、ロワール地方の城下町、そしてパリ。

特集のフランスは「北フランス」、それもパリから2時間以内で電車で行ける町を取り上げていますので、5日程度の旅程であっても十分全て巡れます。
しかもその内容は、ガイドブックの数行の説明よりもずーーーーっと濃いもの。

表紙は美しいヴェルサイユ宮殿の広大な庭園ですね。


掲載されているページを追って、
co malicoの撮った各地の写真とともにさらに見ていくことにしましょうひらめき


ヴェルサイユ宮殿の、非常に多彩な角度から撮られた美しい写真とともに、「なぜ私たちは、かくもヴェルサイユに惹かれるのか-」というテーマで作家・佐藤賢一氏が語っています。

ヴェルサイユ宮殿には、ルイ14世のストーリーはもちろんですが、その他にもルイ15世の愛妾ポンパドール夫人のストーリーや、決して忘れてはいけないマリー・アントワネットのストーリーがありますね。
マリー・アントワネット人気って日本人のほうがフランス人よりもその割合は多いんです。
co malicoはベルばら世代ではないので、詳細はわかりませんが、ベルばら旋風のおかげでマリー・アントワネットの日本における地位はフランスのそれと比べてすこぶる良いものです。

ベルサイユ宮殿内部も、
王室礼拝堂(↑)をはじめとして、写真付で見学部屋の紹介がされています。
下手なガイドブックよりもイイGood!

ヴェルサイユ宮殿の見どころは、鏡の間のある「宮殿」だけではありません!!

庭園、グラン・トリアノン、プチ・トリアノン…。
少し遠いのがアレですが、グラン・トリアノン&プチ・トリアノン&王妃の村里は一見の価値はありますライン(ピンク)
もちろん、クレア・トラベラーでも紹介されていますぐー


ガイドブックに負けないのは、ヴェルサイユ宮殿のざっくりとした地図が1ページのなかの半分を割いて載っていること。しかも、大運河まで「歩くと60分」というプチ情報もうれしいですポイント

co malicoも知らなかったのは、本宮殿内のカフェが、アンジェリーナに生まれ変わったこと。
王妃気分でおいしいモンブラン、食べられるなんてステキアイアイ

最近、アンジェリーナもやりますね(・・*)+ルーブルといい、ベルサイユといい…。
わざわざ本店で並ばなくても、観光ついでに名物が食べられるのは良いことですGood!
 コチラ一度に二度おいしいっ!! ルーブル美術館でアンジェリーナのモンブラン♪♪


それから、2015年3月から自撮り棒は禁止されているようですビックリマーク
当然の処置だと思います。
三脚NGだったら、自撮り棒も同じことでしょう。
一眼レフでさえ、周囲の邪魔にならないよう気を使って写真撮りますから、
あんな危ない棒振りかざして人はもちろんですが、大切な調度品傷つけたりでもしたら、その請求額(損害賠償請求されればの話ですが)は想像するだけで恐ろしい…。

それからそれから。co malicoも大好きアイアイなミュージアムグッズ、要するにお土産ですが、ヴェルサイユで購入できるお土産品もちょこっと載っています。

ちなみco malicoの訪問記はこちらをご覧ください♪
冬のヴェルサイユ宮殿-ベタだけどやっぱり行きたい、パリ郊外の世界遺産♪

冬のヴェルサイユ宮殿■庭園とカフェ■-ベタだけどやっぱり行きたい、パリ郊外の世界遺産♪

グラン・トリアノン(1) ルイ14世からナポレオン、ルイ・フィリップを感じるヴェルサイユの離宮

グラン・トリアノン(2) ヴェルサイユの離宮へ…ルイ14世が逃避したプライベートシャトー

プチ・トリアノン マリー・アントワネットが過ごした愛の離宮@ヴェルサイユ

愛の殿堂・プチトリアノン 許されぬ愛を育んだ水辺の神殿…マリー・アントワネットが過ごした離宮


co malicoも「次ヴェルサイユを訪れたら宮殿だけでなく町散策を…」と思っていまに至っているのですが顔
「宮殿」以外のヴェルサイユの攻略法を紹介してくれています。
前になんの雑誌だったかすっかり忘れてしまいましたが、2013年にオープンした「クー・デ・サンチュール(Cour des Senteurs 日本語訳:香りの中庭)」のショップから4軒が紹介。
その中には、co malicoが大好きな香りのブティック、ディプティックもありますキラキラ
 コチラdiptyque ディプティック、パリ高級フレグランスブティック-パリ、女一人旅

 コチラパリ高級フレグランス店・ディプティック Diptyque本店で自分用土産のお買いもの♪


これだけでも、十分満足度の高い内容。

でも、まだ、まだまだ終わりませんポイント

ヴェルサイユを離れて次なる旅先はフォンテーヌブロー城。こういった旅行雑誌で取り上げてもらうのは珍しい、フォンテーヌブロー城が紹介されています。

あー、co malicoの旅行記ではなかったですね。パリ在住時代に「今度再訪しよう」と思ったまま月日は流れました憂鬱

フォンテーヌブローでも、お城だけでなく町歩き、として1つ星レストランの紹介、パティッスリー、フロマージュリーの紹介がそれぞれ1軒ずつありました。

ビッグテーマが“ロワイヤル”ということですので、歴代の王・王妃が眠るサン・ドニ大聖堂も写真付で紹介。
サン・ドニとちょっと治安が悪くて有名なその地名を聞くだけでco malicoは及び腰になって未訪のカテドラルです。

ロワイヤル続きで、かつてのフランス王朝の舞台だったロワールの地も取り上げられています。
!
「古城めぐりだけじゃない!」と大文字で書かれた小見出しの言うように、古城めぐりがテーマではありません!!

古城めぐりしながらの「旅」を紹介してくれています。

つまり、どこにどういうお城があって、そのお城はどういうお城で、そこへのアクセス方法は…こんなものガイドブックを開けば分かる話です。ぶっちゃけね汗
どんなお城があるのか気になったらオススメなのはこちらです。
 コチラ世界遺産ロワール古城ガイドの永久保存本!【世界遺産 フランスの美しい古城】レヴュー

クレア・トラベラーはその先の。もっと実用的なといいますかもっと現実的な「アフター・城訪問」のオススメを紹介することに力を注いでくれているのです。

ブラボ~ぱちぱち

もうロワールはお腹いっぱいだと思っていましたが、これを読んでまた行きたくなりましたもぉだめ・・・

アンボワーズ、ブロワなんて、電車で行けるシャトーですからロワール古城の“定番”。お城の説明はもちろなりますが、メインディッシュはグルメであったりショッピングなのです。
それもガイドブックのチョイスとは比べ物にならないほどリュクスなお店のチョイスですので、ロワール地方に行かれる方は必見ですありがちなキラキラ
世界遺産のエリアではありませんが、フランス人からも大人気の旅行先、ナントや古城めぐりの拠点トゥールのオススメスポットが満載。

ロワールと言えば、シャトーホテル。co malicoも古城ホテルに滞在して結婚式を挙げましたが、クレア・トラベラーでも古城ホテル、取り上げられていますライン(ピンク)
古城ホテルって、本当におもてなし力が高いので、ロワールでの宿泊先はオススメします。

これだけでは終わりません!さらにロワール地方の“フランスの最も美しい村”紹介。
4ページを使って、豊富な写真とともに4つの美しい村が取り上げられています。

最も美しい村の紹介に関する書籍もレビューしています。
 コチラ「フランスの最も美しい村」を訪ねてみようと思い立ったら!これまで集めたフランス美しい村本レヴュー
 コチラ最近読んだパリ・フランス本レヴュー【パリから一泊!フランスの美しい村】発売直後の新刊本です


ヴェルサイユ、フォンテーヌブロー、ロワール、このロワイヤル(英語のロイヤルに相当するフランス語:フランス王朝を指すわけですが)縁の地の大特集だけでも、星5つ越え亜友未

ここで終わらないのが、クレア・トラベラーキラキラ

忘れちゃぁ~いけない、パリ情報もモリモリですいーー


チャプターだけ書いておきますね。
っとその前に、またもやエールフランスの広告に目が釘付けアイアイ毎回心躍る広告、楽しいです。

①パリの王室御用達(現在は王室ありませんがね)
②伝統が息づくロワイヤルな逸品(この手の特集は以前ご紹介した某雑誌でも組んでいましたね)
③パリ 美食の頂点へ(星付、それも三ツ星が付いた超高級レストランです)
④街を潤す絶品食堂(食堂?もっと素敵な言葉があります、ビストロ。そう、最新のビストロ紹介ですが、このあたりも某パリ生まれ雑誌が得意とする分野です)

co malicoがイイGood!と思ったのは、マリー・アントワネットが呟いた名言(?いえきっと迷言!)、「パンがなければブリオッシュを食べればよいじゃない」にちなんで5つの有名なブーランジェリーのいろんな種類のブリオッシュが写真と、そして名前付きで紹介されていました。

こーんなの眺めていたら、ますます行きたくなるパリですよ~。

子どもがもう少し大きくなるまではひんしゅく買っちゃいますので控えますムッ

戻りますね。
⑤パリの美邸(要するに超高級ホテル、パラス・ホテルの紹介です)
⑥新しい美を感じる場へ(新しかったりリニューアルしたりしたパリのミュゼ紹介。昨年末から話題になっているルイ・ヴィトン財団美術館がやっぱりtopでした。)

こーんな感じで駆け足でフランスやパリに関するところだけピックアップしてまとめました。

2015年読んだパリ・フランスに関する雑誌の中でMVPに輝くといっても過言ではない、内容です。

お腹いっぱい~!
久しぶりのレビューでした。ワラウ

気になったらぜひ購入してみてくださいね。永久保存本ですきらきら
これはきっと、完売必須でしょう。

【雑誌】【電子書籍】



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