今さら聞けないハイレゾ講座♪再生システム編① | coltraneのカーオーディオブログ

coltraneのカーオーディオブログ

愛知県名古屋市近郊、あま市のカーオーディオショップ「コルトレーン」のブログです。
ナビ取り付、スピーカー取付、プロセッサ取付、オーディオ調整、デッドニング、ピラー制作等の紹介や、その他カーオーディオに関する裏技や情報をご紹介します。

基本編、ややこしポイント編と書いてきましたが、ここまでのポイントをまとめておきます。

 

●音楽データには、ハイレゾの他にCDよりも音質の劣るMP3も存在するので、ダウンロードの際に間違わないようにする。

●ハイレゾ対応の文言をちゃんと理解する。

●ハイレゾ再生出来る=高音質ではなく、あくまで音楽データ単体として優秀ってことで、音の善し悪しはシステム全体のクオリティーで決まります。

 

って感じです♪

 

 

 

 

 

今回はより実践に近い部分「再生機器」の組み方についてです。

でも実はここもややこしポイントが残っちゃってるんです。。。^^;

 

ちょっと、いい加減めんどくせぇな~ってなっちゃってる方!

安心してください!

ある程度条件はつきますが、一番手軽に導入できる方法を最初に書いときます♪

 

 

 

■ハイレゾ環境導入の一番手軽な方法♪

 

①ナビ買い換えましょう!

新しいナビがついてる人にとってはハードル上がっちゃいますが、買い替えを考えてる方の場合は、後記のような煩わしさもなく導入できます♪

 

ちょっとだけ機器を紹介しちゃいます。

 

・DIATONE SOUNDNAVI 「NR-MZ100」

http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/carnavi/nr-mz100/

 

音質に定評のあるサウンドナビです。

NR-MZ100からハイレゾ対応です。

 

FLACの場合192kHz/24Bit、WAVの場合96kHz/24bitまでの対応ですが、出力は44.1kHz/24bitにダウンコンバートしてますので、ネイティブ再生ではありません。

注目すべきはダウンコンバートしても24bitを確保してるところ。

メーカーによるとサンプリング周波数よりもビットレートが高いほうが音質的に優れてるとのことですので、CD音源に対してのアドバンテージはあるんだと思います。

 

・KENWOOD 彩速ナビ 「MDV-Z702/MDV-Z702W」

http://www.kenwood.com/jp/products/carnavi/

 

ハイレゾ対応に関し、ナビの中ではダントツに力入ってます。

ハイレゾ対応に関しては全モデルからですが、MDV-Z702/MDV-Z702W空は更に強化されてます。

 

192kHz/24bitまでネイティブ再生が可能で、更にタイムアライメント等のプロセッシングもダウンコンバートせず処理できます。

更にDSDにもカーナビでは初対応!

DSDファイルに関してはネイティブ再生ではなく、PCMに変換してると思います。

 

 

いずれも対応してるスマホやiphoneからの再生も出来ますし、USBメモリーやハードディスクからの再生も可能です。

※対応機種等詳しい情報はメーカーサイトよりご確認ください。

 

 

 

 

ハイレゾ対応ナビに関しては、現状この2機種からの選択になりそうです。

192までネイティブに再生できる彩速か、ハイレゾに関しては彩速に水をあける物の、高音質、高機能のサウンドナビか・・・

 

ハイレゾファイルを多く所有してる方なら彩速で、目一杯ハイレゾを楽しむのも良いですし、CDを多くお持ちの方ならサウンドナビの高音質を最大限活かし楽しむのも良いと思います。

 

 

 

 

もう一つ!

条件付きになりますが、手軽にハイレゾ導入できる手があります♪

 

・audison bitplayHD

http://www.alphaaudio.co.jp/audison/bitplay/bitplayhd/

こいつを追加で入れちゃいます♪

 

で、条件です。

お使いのナビ、デッキに音声入力(RCA)と、ナビの場合動画や画像を移したい場合は、映像入力(RCA)があることが前提になります。

ですので、純正の場合はそのままですとほぼ不可能ですので、入力用のキットがある場合と、純正オプションや、社外ナビの場合は上記入力端子があれば出来ます♪

 

こちらはプロセッサ機能はありません。

ポータブルプレイヤーの車載版的な商品です。

ハイレゾ対応ポータブルプレイヤーなど無くても、USBメモリーでも再生可能ですので、ハイレゾ対応ポータブルプレイヤーをお持ちでない場合は、これが一番安価で組めるハイレゾシステムになりそうです。

 

この商品の良い所は、拡張性、汎用性です。

例えば、後からプロセッサを足したり、逆に車乗り換えなどでプロセッサを外してしまったりってことがあったとしても、前途の条件さえ揃えば使えちゃいます。

ナビとかですと、どうしても物理的に取り付けが困難な場合もありますので、そういった意味でも長く使える機器だと思います♪

 

因みにWAV、FLAC共に96kHz/24bitまで対応してます♪

 

 

次は今さら聞けないハイレゾ講座♪再生システム編②

「プラスαでハイレゾ対応について。」