【陣触れ】決戦に備えよ(2016年2月) | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

【陣触れ】決戦に備えよ(2016年2月)


甲斐の名門武田氏の滅亡からわずか3ヶ月、日本国中を震撼させる大事変が起こった。武田氏を滅ぼし得意の絶頂にあった織田信長が本能寺に斃れたのである。

「信長死す」の報は瞬く間に諸国へ知れ渡り、特に織田軍の進駐間もない武田旧領は再び戦乱の渦中へと引き戻される事態となっていた。

一時は信長に恭順の意を示していた関東北条氏は、当主である氏直が大軍を率いて北上。信長より関東の仕置きを任される滝川一益を上野から駆逐しその勢いで信濃へとなだれ込んだ。

一方、上方での危地を脱して帰国した徳川家康もすぐさま軍勢を召集、新領主河尻秀隆が一揆によって殺害され無主状態となっていた甲斐への侵攻を開始した。

信濃の国衆を糾合しながら南下する氏直と、武田旧臣を取り込んで甲斐の人心を掌握した家康。草刈り場と化した武田旧領を舞台に両雄の激闘がいよいよ始まろうとしている。



ついにその時がきましたー\(゜□゜)/ 合戦イベント第7弾、『天正壬午の乱』(てんしょうじんごのらん)の陣触れであります( ̄□ ̄;)!!

もうお気づきかと思いますが、大河ドラマに思いっきりに乗っかった( ̄ー ̄;流れとなっております(あまのじゃくじゃなかったのか…)。天正壬午の乱とは、本能寺の変後に織田家臣らがこぞって帰国したために空白地帯となった旧武田領をめぐって、北条・徳川という大大名、それに甲斐・信濃の国人領主たちが入り乱れて戦った戦役のことをいいます。

当初、上杉景勝も北条と対戦していたものの、内憂を抱える景勝が早々に越後へ退いたため、最終的には北条と徳川による長期に渡る戦いが中心となりました。それに加えて甲信の国人・武田旧臣らが混乱に乗じて自立を図り、今日は北条、明日は徳川と鞍替えしたもんだから事態は非常に複雑です。

真田・木曾・小笠原・諏訪・保科…などなど、武田時代に名前を聞いた人たちも、生き残りをかけた総力戦を展開します。部隊長や大手柄で出てくるかもしれないので要注意ですヨ(・∀・)

「天正壬午の乱」については意外と一般的には知る術がなく、そのために知名度も低いかもしれません。でも、北条・徳川らが知力と武力を結集して戦っただけに、知れば知るほど味の出る非常に奥の深い戦いです。特に圧倒的に兵力が劣る中で北条と互角に対峙したその戦いぶりには、家康の戦の真骨頂を見ることができます。また滅亡時のイメージしかないかもしれない氏直が主体的に戦っている勇姿を見ることもできます。

合戦は2月中旬あたりを予定しています。それまではWikipediaなどで予習しておいて頂ければと思います。また、合戦イベントに参戦したことがない方や改めて復習しておきたい方は、「合戦イベントの解説記事」で仕組みやルールが分かって頂けるかと思います。

では例によって続報が入り次第、どんどんブログで公開して参ります(・∀・)//

【追伸】
本日より、以下の武将の表示名を変更させて頂いています。
真田幸村 → 真田信繁
蘆田信蕃 → 依田信蕃


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