自転車の正しい捨て方 | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

自転車の正しい捨て方

近頃、城の堀に自転車が捨てられているという、なんとも痛ましいニュースがひんぱんに報じられています。世界遺産登録を目指す彦根城をはじめ、岸和田城淀城篠山城三原城などなど、枚挙にいとまがありません( ̄Д ̄;;

日本には水堀を備えた城はたくさんあるわけですから、調べればもっと出てくるであろうことは容易に想像できてしまいます。仁徳天皇陵の周濠からも毎年数百キロのゴミが出るとか...。

堀の水が干上がってしまうのも、綺麗な水色が茶色に変色してしまうのも、外来種の某が繁殖してしまうのも、自然現象なのでこれは仕方ありません。

でも、自転車が自走して堀に突入していくことはまずありません。これはすべて何者かの仕業なのです。堀底に逆茂木を仕込むことはOKですが、自転車を仕込むのはNGです(-"-;)

ということで、良い機会(か?)なので、今日は自転車の正しい捨て方について学んでみましょう。

自転車を捨てる場合、一般的には粗大ゴミ受付センターへ連絡して回収してもらうことになります(持ち込みの場合もあり)。他には、自転車店や不要品回収業者に引き取ってもらうという方法もあります。また、電動アシスト自転車の場合は、バッテリーだけ外して自転車店に持って行く、なども必要になってきます。

ただ、調べていて思ったのは、全国で統一した基準というものがいまいちありません。例えば、回収の手数料が自治体ごとに違うのは仕方ないとして(ちなみに、東京都渋谷区は600円でした)、あの、フレームにシールをペタっと貼らなければならない防犯登録についても、実は有効期限があって、東京都なら10年間、沖縄県なら5年などバラバラで、捨てる際に気になる場合は抹消登録というのをやらないと、有効期限内である限りデータが保持されるとか。

なので、自転車がいらなくなったら、まずはお住まいの自治体のHPなどで、地域で定められた捨て方などを事前に調べることが必要ですね。いやはや、自転車なんてめったに捨てることないから、勉強になりました...。

もし、あなたの周りに自転車の捨て方を知らずに堀に投げ捨てようとしている方がいらっしゃいましたら、こちらのブログを教えて差し上げて下さいm(_ _ )m