リアル城めぐりのマナー | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

リアル城めぐりのマナー

先日TVで某国の観光客のマナーの悪さについてのVTRが流れてましたが、それを見て眉をひそめつつも、じゃあ自分は果たしてマナー人として行動できているかと、ふと考えさせられました。

とはいえ、わたくしにとっての“観光”とは、つまり、99.97%くらいはリアルな城めぐりなので、今日は「釈迦に説法」覚悟で、改めてリアル城めぐり時のマナーについてまとめてみました(。・ω・)ノ゙

落書きしない
当たり前ですね( ̄0 ̄;ノ 城のみならず寺や神社などで、たまーに柱にあいあい傘が彫り込まれているのを見ると、さすがに落ち込みます。取り返しの付かないNG行為です。

立ち入りに注意
城跡って結構、私有地だったりします。変質者と思われて通報されないよう、立ち入りOKかどうか十分確認しましょう。城攻め魂に火がついて無断でフェンスをよじ登ったりしないようくれぐれもご注意下さい。

火気厳禁
ここはかの○○サマの討死の場所だから…、ということで線香をあげてそのまま立ち去る、などは非常に危険です。特に冬はカラッカラに乾燥してますので、火気厳禁でお願い致します。

ドンドンしない
古い木造建築はデリケートなので、優しく歩きましょう。また、石垣を蹴ったり上で跳ねるのはやめましょう。あの竹田城の石垣ですら、観光客が来すぎてずれてきたとか言いますし...。

来たときよりも美しく
遠足前によく先生に言われました。ゴミを置いて帰らないのはもちろんのこと、むしろ、説明板が汚れていたらそっと拭いてあげられるくらいになれば、もはやプロメグラーです(´∀`)。

当たり前の事を長々と書きましたが、郷に入っては郷に従え、城に入っては城に従えということで、地元のルールに従って美しい城めぐりを心掛けるための自戒の書でもあります。

実際に、トイレや登城口についての情報は、各城ごとに投稿頂いている口コミが非常に役に立っています。ぜひみなさんも参考にして頂くとともに、現地に行ってからでないとなかなか分からないような情報があれば、これからもどしどし投稿頂けると嬉しいです(・ω・)/

山城で、すれ違った人があいさつをしてくれると非常に良い気分になります。そんな気持ちの良い観光という名のリアル城めぐりをこれからも心掛ける所存です。