地方出身者は真剣に怒れ!某都知事の外道的暴言3月26日版 | PAGES D'ECRITURE

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フランス語の勉強のために、フランスの雑誌 Le Nouvel Observateur や新聞の記事を日本語に訳して掲載していました。たまには、フランス語の記事と関係ないことも書きます。

昨日まで気付かないでいたのは迂闊だった。

3月25日、石川県の能登半島沖を震源とする、最大震度6強の地震が起きた。一人が死亡、数百人の重軽傷者が出た。この件に関しては、今までここでは取り上げてこなかった。このブログの趣旨はニュース速報というわけではないから。


しかし昨日、トラックバック等を辿って、ある記事を発見した。


石原慎太郎東京都知事は26日、葛飾区のJR亀有駅前で街頭演説を行い、多数の死傷者が出、余震が続く、石川県の能登半島地震について「震度6の地震がきた。ああいう田舎ならいいんです」と語った。続けて「東京ならかなりの被害が出ただろう」などと話したらしい。


この話が、3月28日付『しんぶん赤旗』にしか載っていなかったらしいことが悔やまれる。なぜ大手マスゴミはきちんと報道しないのか。自分も、もっと早く気付くべきだったと後悔している。


百歩譲って、今の東京にあれだけの地震が発生したら、被害は莫大なものになるだろうから、震災対策が必要だと言いたいのはわかる(それにしても、2期8年も知事をやっていて、東京都の震災対策は未だに不十分だと認めているわけだ)。しかし、それを引き合いに出すのにわざわざ、「ああいう田舎ならいいんです」とは。現実に、今こうしている間にも避難所で不自由な生活を強いられている人が大勢いるのに。


私事で恐縮だが、妻の実家は石川県の能登半島にある。最も被害の大きかった地域より東側で、実家には被害がなかったが、輪島市に住んでいる親戚も数人いる。個人的な問題だから本当は書きたくないのだが、私の実家だって都知事には、「ああいう田舎ならいいんです」と言われるような田舎であることに間違いない。


「ああいう田舎ならいいんです」という発言。ああいう田舎だったら、地震の被害に遭って死んだり、怪我をしたり、自宅を失ったりする人がいてもかまわないということか。余り使いたくない言葉だが、外道というのがぴったりだ。自分の個人的な怒りもあることは否定しない。



東京に住んでいる地方出身の人、地方をどこまでもバカにする石原に投票するのはやめましょう。

地方に住む、東京に知り合いのいる人、今からでも遅くはない。石原に投票しないように呼びかけましょう。


「三国人発言、シナ発言、ババア発言、フランス語は数を勘定できない発言⇒都民としてそんなあなたが恥ずかしい、もう沢山だ、うんざりだ」バナー


雑談日記 様よりお借りしています。



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