こんばんは

連載小説を更新しました。

不定期な連載ですみません<m(__)m>

 野球ネタ

少し前ですがヤング侍ジャパンは見事日本が全勝優勝しました。

井端監督おめでとうございます。

そして最後決勝点をあげたわが巨人門脇選手万歳!!

赤星投手も頑張りました!

秋広選手はちょっと頑張れって感じです。

11月23日は、わが巨人軍ファン感謝デーでした。

CSで見ました。

面白かったのは、大城選手が選手会長になるにあたり、前選手会長菅野投手、キャプテン岡本選手、副選手会長戸郷投手、岸田選手、丸選手に大城選手がいくつかのテーマで「いじられる」というもの。

挨拶がメインの仕事なのに挨拶や話すのが苦手という大城選手、頑張れー。

そして、感動だったのは、田中千晴投手が、念願の東京ドームでライブをやったことです!!

入団時にギターを持ってきた田中投手。

歌が得意で夢は東京ドームでライブをするというものでした。

今季、野球も新人としてはそこそこやったのではないでしょうか

そのご褒美??この日に、尾崎豊さんの「I LOVE YOU」を、弾き語りでサングラスかけて「千晴です」とかいって笑えたけど弾き語りは本当に感動しました。

来季は日本一になってまたファン感謝デーを盛り上げてほしいと切に願います!!

選手の皆さん、一年間お疲れさまでした!!

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

 

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

 三門は、妻おきゅうとひょうまがつながっていると推察している。

 どこまでつながってるかまでは、あえて想像したくない。

 想像し始めるとドツボのようにはまっていき、2人の絡みまで頭に浮かんでしまい、発狂しそうになってしまう。

 深い関係になっているのだけは、信じたくない、でも、信じたくないと思えば思うほど、事実はそうなのではないかと思ってしまうのだ。

 優勝旅行でも・・・キャンプの休日でも・・・同時に2人のアリバイがはっきりしてないときがある。

 東京遠征も多いので、一緒に住もうと提案したが拒否され、かわりに、毎晩愛してると言えと強要し、おとといまでは実行されていた。

 おきゅうを好きすぎるから、おきゅうが感情のない声で愛してると伝えてくるのがよくわかって辛いのに、まだ、三門の要求に応じてくれるだけましと自らに言い聞かせる悲しい男三門。

 しかも、ゆうべは要求すら果たされず、何回連絡してもカウンセリング関係の秘書を通じて出られないと言われるばかりでおきゅうの声すら聴けなかった。

 信州に向かう車中、三門はなぜ昨日に限ってと疑問に。

 妹ちえには、おきゅうとけんかしてるからと、ちえに電話をしてもらったが、本当のところお互いの気持ちをぶつけあってけんかができる関係ならまだまし。

 今思えば、おきゅうに、イライラをぶつけることはあっても、本音をぶつけることはできなかった・・・。

 本音とは、ひょうまについてどう思ってるのかということ。

 いや、本音は知っている。

 おきゅうの秘密の日記を見てしまっているから。

 ひょうまを愛しているおきゅうの本音がちりばめられた日記。

 ではなぜ三門と結婚したのだろうか。

 確かに数十年前、ひょうま自身は完全試合達成と引き換えに左腕崩壊し、おきゅうどころじゃなかったのかもしれない。

 ひょうまは執拗におきゅうを探し当てて三門と結婚するようにおきゅうに迫った。

 結果、今の三門とおきゅうがある。

 おきゅうの気持ちはひょうまにあったのはわかるけど、ひょうまはまたどうしておきゅうに気持ちを寄せたのか。

 考えに耽っているうちに電車はS湖市駅に到着。

 連絡したところ、自宅でもよいと言われたので、まっすぐ目的地へ。

 ピンポンを鳴らす。

「はい・・・」

 出てきたのは、ひょうまの姉あきこ。

 つまりは、現在はひょうまとあきこが住む自宅マンション。

 三門はあきこを見てぎょっとした。

 第一次那覇キャンプで家族としてひょうまと一緒にいたあきことは別人のごとく。

 化粧もせずほほがこけ、髪も白髪だらけ。

「三門さん・・・お久しぶりですわ・・・」

 仕方なく無理やり笑顔を作っているのがありあり。

 最初はあきこに会うのを断られた三門。

 しかし、ひょうまの名前をちらつかせたらすぐ承諾してくれた。

 あきこの気持ちが電話を通してでもよくわかり、三門は、粉をかけやすいとほくそ笑む。

 しかも、三門とはいえ来客があるのを承知なはずなのに、あきこは身づくろいから始まってなんの準備もしていなかった。 

(そんなに弟が好きなのか)

 まあ、もし、ひょうまがあきこにとって他人であれば、恋焦がれるというのもわからんではない。

(わしも、もし女なら・・・)

 三門は忌々しい想像をして思わず「くそっ」舌打ちをした。

 つづく