こんにちは

連載小説を更新しました。

不定期な連載ですみません<m(__)m>

 野球ネタ

昨日は侍ジャパン対わが巨人軍の練習試合でした。

私としては巨人じゃなく侍ジャパンが勝たなきゃいけないという思いで見ていました。

巨人は正直主力メンバーでもありません。

だから侍ジャパン先発赤星がおさえてぶっちぎりで大差で勝ってしかるべきと思っていたのですが・・・

ふたをあけたらなんと、巨人に1-0で負けてしまいましたーーー

赤星ーーー

後半よくなってただろうがーー

阿部監督としては、侍ジャパンとはいえ、巨人メンバーフル出場してたので彼らの活躍は期待していたんじゃないかなー

赤星も友達ほしいとかいってたけど・・・

話それるけど、それが今のプロ野球世界の雰囲気なんですね。

「みんなでやる」

昔だったら、友達というよりみんなライバルみたいな感覚だったのではないでしょうか。

もちろん、今もそういう気持ちはあるでしょうけど

今のように他球団の選手同士が一緒に自主トレとかしなかったし・・・。

ましてや投げ方とか教えてくれたりなんかあったかなー・・・。

あ、ちなみに私は今の方がいいですよ。

ま、明日は広島との練習試合。

でもテレビで見れないーー

来週は本番。

4チームで4試合。

どんな結果になっても4試合やるという・・・

なんともいえないけど、4チームの中だろうととにかく優勝してねー!!

わが巨人からは赤星、門脇、秋広と出ています。

応援しましょう!!

 

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

 

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

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 とにかく、まずおきゅうと確認したのは、三門からそういう話があっても突っぱねること。

 そして、三門から城戸にそういう話があったことは、周囲には秘密にしてほしいこと。

 どっちもとりあえずの応急処置にすぎないが。

 おきゅうの声をいつまでも聴いていたい気持ちを振り切り、しかしながら、ひょうまは、今回は最後に

「きゅう子さん、誰もいないから言ってもいいかな」

 おきゅうは察しがついたらしい。

「何野暮なこといってなさんな」

 どぎまぎする気持ちを女番長時代の言葉でごまかしたようだ。

「俺は君だけを愛している」

 だれもいないとはいえ、やはりトーンは低くなってしまったが、しっかり言い切った。

「私もよ・・・」

 2人とも当然の気持ちを確認しただけだが、言葉にしたことで、言葉で気持ちを確認したことで、ひょうまは妙に興奮し、かつ、力がみなぎってくるのを感じた。

 このテンションのまま、ひょうまは、美波と城戸にこの件に関して他言無用を依頼する。

「三門コーチが人助けのためにわざわざ練習休んだ美談になるんじゃないすか?」

 とんでもないことをいう美波。

 人助けだって?人を地獄に落とそうとしてるんだぞ三門は。

「人助けって僕に対してってこと?」

 城戸が問いながらも

「たしかに三門さんにとってはそうってことか・・・むげに断れないかな・・・」

 ほらほら、城戸の気持ちがまた揺れ動くだろうが。

「美波、君が美波社長を城戸先生の親代わりにって提案したんだからな。ややこしいことを言うな。三門さんはこの休暇の理由を妹さんの具合が悪いということにしてるんだ、その気持ちをくんでやろうや。」 

 なんとか、2人を了承させると、ひょうまはぐったりしてベッドに倒れ込んだ。

  

 翌日。

 三門はまだキャンプに復活していない。

 しかし誰も特に騒いでないということは、鼻形も了解済みということか。

 余計な質問して話がめんどくさくなるのは嫌なので、ひょうまは何も触れずに仕事をする。

 今やキャンプ初日から投手はキャッチャーを座らせての投球をしている球団が多い中、ひょうまは昔ながらの1クールは下半身を鍛えること重視にしていた。

 なまじっか早く調整させても急ぐあまりペナントレースが始まってから故障されたら意味はない。

 ぶっちゃけオープン戦での成績は悪くても照準は開幕戦。

 オフの練習に関しても、投球練習はするなと言い渡している。

 かわりに、ひたすら走れ、下半身を鍛えろと・・・。

(でも・・・)

 投手を思っても、チーム優勝を願っていろいろ考えても、その結果を生で見届けることはできない。

 いや、今まで野球の世界で生きてきて、チームには世話になったし、野球がなければおきゅうとも出会えなかったわけだし、ならば、今までの礼を込めて、置き土産の意味で投手陣をできるとこまで鍛え上げるかと、ひょうまは思いを新たにする。

 

 そのころ、三門は、再び信州に向かっていた。

 粉をかけるならとことんかけていこうと。

 城戸への粉はかけた。

 プラスに考えるなら即座にノーと言われなかっただけまし。

 おきゅうへ連絡はまったくとれなかったが、今夜再度連絡することにして、もう1件粉をかけるところを思いついたのだ。

 城戸への粉はおきゅうを封じるのが目的。今度の粉はひょうまを封じるのが目的。

 つづく