こんにちは

連載小説を更新しました。

不定期な連載ですみません<m(__)m>

野球ネタ

わが巨人。

先週は3位に浮上と書きましたが、また4位に逆戻り。

なぜ勝てぬわが巨人軍!!

昨日からはCS出場をかけて3位ベイスターズとの3連戦。

3連勝すれば3位に戻れる・・・はずでした。

戸郷も打たれたけどリリーフはリーグワースト防御率というだけあってその片鱗をいかんなく見せてくれました。

もう最悪ー(涙)

今日明日勝ってもまだ4位。

というか、勝てるかわからん。

昨日の唯一の光は岡本選手200号ホームランおめでとうでした。

先週ここに書いたのを見ると先週の気持ちと今日は天と地の差でございます(涙)

でも、せめてCSにはいってほしい!!

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

 

 

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

 美波とちえの関係。

 急がば回れミッション実行にとりかかるひょうま。

 ちょっと考えてみると、知りたいこと=三門の行動 は、知れない可能性だって高い。

 だったらせめて確実に知れる美波とちえの関係を追求しておくかと。

 美波の気分もよくしてやり、今季エースとしてさらなる活躍をもたらせてあげられ、チームの優勝へ導いてもあげられるだろう。

(そうか、ある意味置き土産になるかもな・・・)

 最悪、シーズン開幕の段階でひょうまはすでに野球界から姿を消す可能性もある。

 城戸に真実を話せばそうなる。

 真実というのは、親子であるというだけではない、真実ひょうまは誰を愛すべきだったのか、そしてこれから愛していく人は おきゅうであることを明かすこと。

 城戸には何の邪魔も入れずに、ひょうまとおきゅうが一番最初に、伝えなければならない。

 今回三門の行動が邪魔のひとつになっているかもという疑念を抱いているひょうまだが、そこはついでのようにして、メインを美波とちえの関係を知りたいモードに持っていく。

 だが、これが功を奏すことに。

 ひょうまが美波に半日ちえとの時間を与えたことに対してよほど感謝しているのか、美波は饒舌で、ちえとの出会いから今までをつぶさに教えてくれた。

 ひょうまは、ちえの結婚にまつわる過去を知って思わず涙する場面も。

 そこまで言わなくてもいいのにとも思ったが、これは、ちえには申し訳ないが後で役に立つことになる。

 

「で、星コーチが時間をくださったおかげで、話が進んで早く婚姻届け出したいねって話になったんです」

「よかったなあ」

 ひょうまは2人の話で感慨深いものを覚えていた。

 美波が婚約者だった有坂咲とそのまま結婚してたらこんな出会いには至らなかっただろうし、ちえだって、母子で愛し合っている男性のその真実を隠されたまま結婚してしまったら、今はなかった。

 お互い、別々の道を歩んでいる可能性の方が高かったかもしれない。

 だが、有坂咲は本当に愛していた城戸涼介と再会してしまい、ちえも、男性と母親のからみを見てしまった。

 美波とちえが結ばれるという運命だったのなら、そこにたどりつくように神様が軌道修正してくれたのかもしれない。

 ひょうまとおきゅうの場合も・・・。

 長すぎる間違いが、もうすぐ正されようとしている。

 あまりに長すぎた年月・・・。

 これからの人生の残りがたとえ、間違いだらけの人生より短くても、人生の最期に、納得できる一生だったと思いたい。

 だが、ひょうまとおきゅうが正しい道を行くには、これから様々な代償を払わねばならない。

 対して、美波とちえは、辛い時期もあったろうが、そこはすでに通過している。

 あとは人生バラ色に突っ走るだけ・・・。

「うらやましいなあ・・・」

 ついつぶやいてしまったひょうまだが、おめでたい美波は全く別の意味にとらえたようだ。

「あざーす。 そうか、星コーチは亡きみーなさん一筋なんですもんね・・・」

「え!?」

「みーなさんを好きって気づくのにえらい年月費やしたんですもんね、けーこさんと何回も結婚離婚繰り返したり。あ・・・すみません・・・」

 みーなには申し訳ないが、けーこのことは頭の中にあってもみーなのことは今は失念していた。

 そうだった・・・けーこと二度目の離婚をする理由として世間にはそのようになっているのだった。

 おきゅうと一緒になった暁には、ぜひ2人でみーなの墓に詫びやら報告をしなければならない。

 現実的な段取りを考えたひょうまは、美波にも現実的な質問を投げかける。

「ところで、親父さんにはこの話はしたの?」

 つづく