さて、世の中GW。 私も明日から8連休です。 今まで仕事が忙しかったが、今はチョーヒマ。(ま ご予約はありますが・・・) なので、久しぶりのゆっくりできる連休です。


ところで、以前 賞味期限の偽装や産地偽装、それに中国製品の冷凍餃子事件などで食品の安全性が再認識されることが多かったですよね。


日本の食料自給率はどんどん下がってダウンいます。 1965年は73%もあったのに、どんどん下がって今では40%を切りました。


詳しくは、メインブログ「食料自給率 その1 」、「食料自給率 その2

 を参照ください。               (↑クリック)


欧米では、「自給率が100%以下の国は独立国家ではない」という考え方であるのに対して日本の政策は、経済優先、もしくは市場経済任せのようです。

食量は輸入すればいい」という今までの日本のやり方は、何とも不安定な国家体制でしょう。

自国の食糧を他国に委ねるなんて、「非常時にどうするのか?」と、とても不安ですよね。


今回の冷凍餃子事件でみなさんは気づいたと思います。 他国に頼りすぎるとどうなるか? というのを・・・しょぼん

また、世界の現状を見てみると、世界は現在食糧で、1日に15000人が餓死ドクロしている現状があります。


そして、その2/3が幼児なのです。

日本のように食量が満ち足りている国は僅か8%なのです。

つまり、日本は食量に困っている国からも、コストが安いとばかりにその国の食料を輸入しているはずです。

そして日本では、その貴重な食料のなんと2割以上もえっ廃棄処分されています。

コンビニやレストランなどの賞味期限切れの弁当や、食べ残しが大量に出ていることはみなさんご承知ですよね。

もったいない」という言葉が世界で注目されている中で、その「もったいない」事を率先してやっているのも日本なのです。


もっとも 某料亭のように「もったいない」から、客の食べ残しを使い回しする というのも問題ですが・・・むっ

食の欧米化が日本人の健康と深く関わっていると前に言いましたが、実は、このことが自給率にも深く影響しています。

深刻な お米おにぎり離れが進んでいますが、パン食パンやパスタなどの原料となる小麦は日本の風土ではあまり向いている穀物ではありません。

やはり、お米が一番風土にあったものなのです。グッド!

日本人が お米を食べるようになるだけでも自給率は90%を超えるという意見もあるくらいです。

お米、特に玄米は栄養価の高いバランスの取れた食材なのです。 そして、日本人に最も適したものでもあるのです。

ですから、小さい頃からお米を食べる習慣をお母さんは良く教え込み、子供の必要な栄養を理解して食事を作らなければ日本の食文化は崩壊してしまいます。

子供によく、「今日は何が食べたい?」とお母さんは聞く事がありますが、これは、完全に母親放棄になります。

子供が可愛いし、つい このように言ってしまいがちですが、子供にそう聞けば、「マッ○ハンバーガーが食べたい!!」なんて答えるでしょう。

この小さな積み重ねが食生活を狂わせ、それが、身体や精神までも少しずつおかしくしていく事につながるかと思います。

ところで 「マクガバンレポート」ってご存知ですか?

アメリカの3年にも及ぶ国家プロジェクトで、実に5000ページにも及ぶ健康と栄養に関するレポートです。

その委員長であるマクガバン上院議員の名前を取って「マクガバンレポート」と呼ばれています。

そのレポートで、「日本型食生活」が理想であると推奨しています。

アメリカやヨーロッパで今 日本食ブームとなっているのは、このレポートが大きく関わっているのです。

日本食をもっと見直し、お米をもっと食べることが自給率にも大きく関わっていることを再認識しましょう。

これから、フキ、竹の子、タラの芽など本当にお米と一緒に食べたくなるものが芽を出します。

もう一度、お米を見直しましょう! そして できれば、玄米が最高です。


玄米だけでは食べにくいので、はじめは白米に混ぜてゆくとスムースに玄米食に慣れていきます。


日本のお米、もっと食べて自給率をあげましょう。得意げ


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