全国的に梅雨 今日も終日雨だった。(昨日まではあれほど晴れてたのに・・・)
じめじめした うっとうしい時期には食も進まない。 こんなときには香辛料の効いた食べ物がいいかも・・・
香辛料 といえば、カレーが一番に思いうかぶだろう。 さて、万人に好かれるカレーだが、カレーを食べるときにかけるものは何?
日本人はカレー好きだ。 こだわりは人それぞれ。もちろん何もかけない人も多いが、卵・ソース・チーズ、なかにはマヨネーズをかける人もいる。
そんな回答の定番のひとつに「醤油」がある。 醤油派の人がお薦めするのが「カレー醤油」。
たいていカレーにはソース派が多いが、「この醤油を使えば、絶対カレーには醤油をかける派になるから」と おっしゃる。
で、かけてみた。 正直驚きの味。 カレーに新たな風味が加わり、グッと味わい深くなる。 ソースのような風味もあるが、後味はちゃんと醤油。
スパイスもほどよく効いていて、まさに洋風醤油という感じ。 さすがカレー用に作られただけあって、普通の醤油とは一味違う。
同商品を製造している和歌山・有田の湯浅醤油 いわく、「元々は社長がカレーに醤油をかけるのが好きだったんですよ」
「それでもっとカレーに合うおいしい醤油を作ろうと思い立ち、開発したのがこの商品なんです」とのこと。
今でこそカレーに醤油をかける人もそれほど珍しくないが、当時はかなり少数派。
私のいとこも醤油派だった。 もっとも、カレーじゃなく、カツなんかも醤油。 てか、ソースをほとんど使わない。
2種類の杉樽仕込みの醤油をブレンドし、6種類のスパイスを組みあわせたカレー醤油。
スパイス選びなどにもこだわり、開発には3年ほどかかったのだそう。
商品は2002年から発売されており、今では「カレーに醤油」のおいしさもかなり認知されるようになり、売り上げも伸びているという。
カレーはもちろん、コロッケやチャーハン、唐揚げなどにもよく合うらしい。
ほかにも冷奴にかけたり、オリーブオイルと混ぜてカレー醤油ドレッシングを作ったり、料理の隠し味に使ったり と、アイデア次第で用途はいくらでも広がりそうだ。
これから暑くなり、カレーが一層おいしく感じられる季節。 ちなみもうひとつ、夏にオススメしたいのが「柚子梅そうめんつゆ」。
有田で採れた柚子果汁と南部の南高梅を、しろ醤油にブレンドしたもので、和歌山県に本店を置く同社らしい一品。 スッキリした柚子の風味が絶妙だ。
いずれも関西のデパートを中心に発売している。 この梅雨、夏には「カレー醤油」で決めてみよう。