「とある魔術の禁書目録Ⅱ」♯06「残骸(レムナント)」の感想など。


 天気予報を見ていたインデックス。等圧線を年輪と言うとは(笑)

 その後、スフィンクスにコロッケを試食させようとした当麻を見てムカッときて、当然頭にガブッ!

 そりゃね、インデックスの場合、試食と言いながら全部食べてしまうから避けたくなる気持ちは分かる(汗)

 が、その後に急にまた天気の話に戻るところが笑えるぞ~話が変わりすぎ!


 しかし、インデックスが何気なく言った言葉について、宇宙空間で怪しげな動き、レムナントの回収ということが行われていたのだった。


 今回のメインは当麻達ではなく、美琴黒子の模様。超電磁砲ファンの皆様、お待たせしましたってとこか?

 いきなりシャワーシーンかと思ったら、大覇星祭が近いからってことで全校体育がしょっちゅう行われることへの愚痴を美琴がブツブツ。

 まあ、その背景には、常盤台が昨年の大覇星祭で2位だったということが関係しており、今年こそはと躍起になっているからなんだとか。

 ってかそれよりも、黒子がこんなキャラだっけ?という違和感バリバリなんですけど?美琴を買い物に誘ったり、ケーキ食べに行こうとか言ってたが…

 やっぱり健気キャラで押してたんかい!案の定、途中から心の声を口に出して怪しい人全開なんですけど。

 その後、突然上空から美琴にドロップキックしようとしたもんで、どうなったかは想像つくだろう(笑)


 というわけで、黒子の買い物に付き合っていた美琴であるが、飛行船のスペースシャトル打ち上げというニュースに、やや不機嫌な表情を浮かべながら目を向けていた。

 そこへ黒子が出てきて、最近スペースシャトル打ち上げのニュースが多いですわね、と同意するけどさ、手に持っている下着は精算済みですかい?もし未清算だとその場で万引き確定ですよ(汗)

 美琴の不機嫌な理由は、いきなり全裸でドロップキックされそうになったことも、黒子の趣味に付き合わされる恥ずかしさってのも関係しているかもしれないが、絶対に別の何かがありそう。

 が、黒子により店内に引きずり込まれ、黒子の1人ファッションショー(全てブラジャーだが)が行われている中、美琴の興味はパット?

 これは意中の殿方が?と黒子は思い、そんなわけね~と納得しようとして、そういや夏休み最後の日に当麻に対して…とヒヤッとし、いやいやそんなわけが、と美琴を振り返った途端、まさか~!の美琴の表情に1人大焦りと忙しい(爆)

 このいじりようのないマジ反応に、黒子が真っ白になってるよ(爆)

 残念なことに、美琴の考えていることと黒子の考えていることは次元が全く異なっているので話がかみ合うことはないのでした。


 と、そこへ黒子の携帯が鳴る。相手は初春で、強盗と聞いて面倒くさがってるわ。

 ただし、第23学区という言葉に、美琴がチラリと様子を伺うように振り返った。その表情は先程の飛行船を見上げていた時と同じく少し厳しそうだ。


 その後、ジャッジメント本部へ向かう黒子に対し、今日はこの後夜に天気が崩れるかもしれないから早めに帰ってきなさいよと告げて別れた美琴。

 そして本部で初春から、事件に関する概要を受ける。映像の中には、襲われた黒服が携帯ではなく無線機を使用していること、アタッシュケースに第23学区のエンブレムが見受けられた。

 照合の結果、このケースは宇宙に運び出される目的のものか、逆に宇宙から持ち帰ったものかもしれないと推測された。

 そして初春から逃走ルートを聞いて、直接犯人を確保に向かった黒子。不可解な信号機のトラブルが、車を使えなくしたということで好都合みたい。


 で、あっさりと逃走犯の近くにテレポートし、ケースを奪取。もちろん犯人グループは拳銃で対応しようとしたが、黒子のテレポートによる攻撃に不意を突かれ、5人のうち3人を確保。2人は逃げてったけど。

 そこへまた携帯が鳴った。初春かと思いきや、電話の相手は美琴であった。

 何か、寮部屋の抜き打ちチェックがあるらしく、私物を隠しておいてほしいと頼もうとしたけど、黒子がまだジャッジメントの仕事中だったことに気づいて他の子に頼むことにしたようだ。


 美琴が自分以外の女子に頼み事をするなんて、とヒステリックになった黒子、任務放棄して今すぐテレポートで寮へ、と思ったその時だった。

 座っていたケースが突然消えて体のバランスを崩してしまう。一瞬何が起きたのか呆然としていたが、直後に右肩に激痛が走った。

 見ると右肩に何かが刺さっており、それが激痛の原因であった。

 そして立ち上がった黒子の前には、ケースに腰掛ける1人の少女の姿が見受けられた。

 同系統であるが故に、黒子は目の前の少女がテレポートを使う能力者であることをすぐに見抜いた。ただ、この少女、結標淡希の場合、ムーブポイントということで、直接物体に手を触れなくても物体を移動させることができるとか。

 黒子、相手の動きを読んで攻撃を仕掛けようとするも、結標は倒れていた男達を盾に使ったり、黒子の行動をさらに先読みして逆に黒子に怪我を負わせるのだ。

 その後、結標の口から意外な言葉が告げられた。


 いくら切羽詰ってるとはいえ、私事に後輩を巻き込むような人間だとは思わなかったわ、御坂美琴の奴。


 黒子にとっては寝耳に水だよな。何故ここで美琴の名前が?

 黒子の反応を見て、知らずに利用されているわけではなさそうだと判断した結標。

 そういや、初春が信号トラブルの話をしていたけどさ、あれってもしや美琴が原因なのかね?


 そして結標から、レムナントに関する話が告げられ、あれは今も衛星軌道上にあるはずだと黒子が反論。

 しかし、撃墜に関する写真を、結標は持っていた。どうやって手にいれたかは知らん。

 で、ここから美琴が何故関わってくるのかということが分かってくる。フリーダイヤグラムとやらを破壊された時点で、悪夢は終わったという言葉から、おそらくシスターズに関わることが予想される。

 ここまできてもピンと来ない黒子であるが、8月21日と言われて何か思い当たったか?


 で、急に場面が変わり、ここは黄泉川のマンション。ラストオーダーが湯船でプールのようにはしゃぎ、その相手をさせられながら頭を洗うアクセラレータ、容赦なく顔に水ぶっ掛けられて遊ばれてる(爆)

 黄泉川に対し、何で俺がこいつの面倒見なけりゃならんのだ~!とすごむけど、相手が悪かったな。

 黄泉川は面倒ごとを押し付けられたような形らしいが、それほど手間はかからないだろうと判断もしているようだ。


 一方、怪我の治療をしながら、初春より情報を得る黒子。

 結標に関する詳細な情報が伝えられ、同系統の能力者への干渉は不可であることはまだいい。

 気になったのは、自分自身のテレポートをためらう傾向があるらしい。2年前に大怪我を負ってからはずっとそうなんだとか。

 さらに未確認情報であるが、結標は案内人とやらの1人らしい。それは都市伝説ではないか、と考えられているけどさ。


 そして、運び屋に関してはアンチスキルが確保。どうやら、第23学区に雇われた運び屋らしい。

 ここで黒子は、第23学区がケースの中身を別の研究機関に運ぶ途中で、結標達のグループに横取りされたという推測を立てた。

 結標の出したキーワード、美琴の言ってた言葉を思い返していたところへ、初春からこの件はもうアンチスキルに任せた方がいいのではと言われていた時である。

 外出していた美琴が帰ってきたため、黒子は慌てて電話を終了させ、バスの扉の鍵をかけた。


 美琴は風呂場に黒子がいたことに気づくが、扉を開けるようにとは言わなかった。

 ドア越しで会話する中、黒子は美琴が今まで何をしていたかを探ろうとするが、そう簡単には尻尾を出すわけないか。が、またこれから出かけるらしい。


 その後、8月21日に起きた事件について振り返る黒子。その翌日に、美琴が使ったレールガンのコインを現場で見つけたことを思い出し…

 怪我を負った体を押して、美琴の元へ向かう黒子。もちろん結標により負わされた傷の痛みはやわなもんじゃないので、激痛に耐えながらだけどね。

 美琴が自分を巻き込まないように配慮している気持ちを知りつつ、結標の計画を阻止するため、及ばずながらしゃしゃり出ることを決意したのだ。


 場所はすぐに分かった。美琴による攻撃の爆破の震動が聞こえたのだから。

 現場では、美琴と、結標の仲間である男達の対峙が行われていた。ま、下っ端じゃ美琴の相手にもならないけどな。

 その後、ケースに腰掛けた結標が姿を見せ、言葉でまずは美琴の動揺を誘おうとする。

 結標から、結局はちっぽけな自己満足のために動いているのではないか、ということに対し、様子を伺っていた黒子は、美琴が先程のドア越しの会話により、自分が怪我を負っていることに気づいていたことを知った。

 それに対して、ムカついている。黙っていた黒子に、目の前にいる結標に、そして、その原因を作った自分自身に対して。

 もちろん結標も、ここで捕まるわけにはいかないと、ムーブポイントで運び屋以外に関係のない一般人まで盾にしてその場を逃げるのだ。

 それにより、攻撃をためらわざるを得なかった美琴。


 その様子を見ていた黒子は、ここから先が自分の出番であるだろうと察した。

 その頃、病院にいた御坂妹は、ネットワークで情報を共有したのか、目を覚まして事態の収拾のために動こうとしていた。



 「とある魔術の禁書目録Ⅱ」のED曲を紹介!


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