正月恒例のスポーツイベントといえば、箱根駅伝。
毎年、フルではないですが一応見てます。
今年はかつての常勝大学であった順天堂大学が予選会で落選して出場できず。
さらに2年前の優勝大学であった駒澤大学も、予選会からの本戦出場と、2強の威光がその面影がやや薄れている模様。
で、本命が昨年優勝の東洋大学。何と言っても、化け物と言い表してもいいだろう、5区・山登りで昨年区間新記録をたたき出した柏原が控えているのだから、3分程度のリードはないに等しいと言ってもいいのではないだろうか。
対抗はダニエルを擁する日本大学とか、竹澤が卒業したものの昨年2位だった早稲田大学あたりか。とはいえ、絶対的な力があるとは言い切れない両校。やはり駒澤大学も優勝候補と入れていいだろう。
で、ダークホース的存在の大学なんだけど、これはどこって言いにくい。
ってか、まさかって走りをする大学がダークホースなんだからね。
で、往路を見直すと、1区~4区で明治大学がずっと1位を独占。さすがに5区で失速したけど、今回のダークホースは明治大学と言ってもいいのではないだろうか。
見せ場、エース区間と言われる2区で、日本大学のダニエルが11人抜きの区間記録。4年目にしてようやく区間1位を獲得できたわけですな。過去3年は速かったのにずっと区間2位と不運続きだったからな。
で、もう1人。
戦前から速いと評価されてきた、東海大学の1年生村澤。
ダニエルには勝てなかったが、それでも区間2位で10人抜きを達成し、その評価通りの実力を発揮したと思いますよ。
ただね、この2人が速かったけど、結局1人だけが速くても全体の総合力が高くなければ勝てない、という通り、この両校は最終的に2桁順位に沈む結果となりました。
で、柏原だけどまさに化け物。
昨年、自分が打ちたてた記録、まあそう簡単に破られることはないだろうと思ってたら、何とまあ10秒も更新してしまったのだからね。
で、個人記録を見てみると、柏原と次の選手とのタイム差が4分もあったわけ。山道を考慮したとしても、1キロくらい違うってどういう速さよ(汗)
ちなみに明治が大失速した理由は、5区のランナーが柏原と10分も差があったためですな。3キロ縮められる距離だよ(汗)
まるで、日本人ランナーの中に1人だけアフリカ系のランナーが走ってるんじゃないかって錯覚すら覚えるんじゃないか。
さて、東洋大学と2位山梨学院大学との差が4分程度。復路で逆転があるとしたら、東洋大学が失速するか、後方の大学が化け物じみた快走するかにかかっているだろうな。