406.3 滝めぐり ★旭山不動滝★ | かたくりのつれづれのままに

406.3 滝めぐり ★旭山不動滝★

関連:361.雪の戸隠と不動滝


今年★三滝★  ★女陰の滝★ に続く第三弾です。


11:55 滝沢不動尊入り口、老人の憩いの家の脇を通って入山
かたくりのつれづれのままに-4663伐採

入り口の山の斜面は伐採中で足元の状態が悪かった。

11:58 土砂崩れが多いため新しい砂防堤が造られていました。右側に鉄の梯子がありました。
かたくりのつれづれのままに-3176砂防堤 かたくりのつれづれのままに-4662砂防堤

12:01 誰か歩いた後があります。
かたくりのつれづれのままに-4654足跡 途中から人の足跡が消え動物の足跡だけになりました。

動物が階段(写真左)を下って沢を渡った形跡が雪の足跡(写真右)として残っています。
階段を人に使われず動物が使っているというのは少し不思議な感じですね。 12:07

かたくりのつれづれのままに-4655鉄梯子

かたくりのつれづれのままに-4656動物の足跡
12:27 不動滝着 去年より見事な氷瀑です。
かたくりのつれづれのままに-4660お堂

旭山滝沢不動尊

昔兵衛というものの妻女が火災で失明してしまい、夫が滝に不動様に毎日朝夕に祈ったところ妻の目に視力が戻ったと。

以来この沢を五郎兵衛沢とよび滝を瀧澤と呼ぶようになった。

この滝は2段になっており、上段の滝の奥に不動が祭られています。

土砂崩れでアプローチが危険なため今では手前の堂の本尊は山の入り口に移されました。


かたくりのつれづれのままに-4666滝沢不動堂

不動尊の由来

今から八百年ほど前のこと、木曾義仲が平家妥当の旗揚げをした、木曾源氏の代々の家来に滝沢五郎という武士がいた。

この家来が木曾源氏の祖先吉宗から賜った不動尊が夢枕に立ち時候まだ尚早と神託があったと義仲に告げ諌めると主君の勘気を受け五郎を追放した。

五郎はこの山に住み付き数年、木曾義仲の平家追討と零落を知る。

五郎は山にのぼり西南の方角に向かい主君に礼拝した。

後に、この山を朝日山(旭山)と呼び、この沢を五郎ヶ沢と呼びこの滝を瀧澤と呼んだと。

Feb.08 2011<<続く>>