朝早くおきて、2~3時間並んで、
チケットを取ってあげようと決意しました。
でも万が一、チケットがまた取れなかったら
母はどんなにがっかりするだろうか、と心配でした。
私は、仕事の打ち合わせと嘘をつこうかと思っていましたが
何せ当日は父の命日なので
お墓参りに行く予定が入っています。
お墓参りはお昼ごろの予定だから
何とか間に合わないこともありません。
悩んだ結果、母には前日に告げました。
実は明日早く並べばチケットがとれそうなので、
お墓参りの前に行って来るからと。
少しでも早く出るように母がおにぎりを作ってくれたので
おにぎりや、下に敷くシートと待っている間に読む本をもって
出発しました。
並んでいる人は、まだ30人に達していません。
一人枚数制限いっぱいに買っても入手できそうです。
私はシートを引いて、母が作ってくれたおにぎりを食べました。
一緒に並んだ方から、お漬物をいただいたりして
待ち時間は意外とあっという間に過ぎたように感じました。
販売が開始されて、とうとう私の番がきました。
なんと、まだ前から10番目以内の席がとれました。
きっと母は喜ぶだろうな、と思いましたが私の携帯は圏外で
すぐに連絡できず、岐路に着くことにしました。
そのときに、私は駅への道を女性の方に聞かれました。
この出会いは、私にとってだけでなく
母にとって、とても大きな出会いとなりました。
今日の写真コーナー
無事に取れたチケットでコンサートに行ったとき、
コンサート中は撮影できないので、
前から7番目だったので、目の悪い母でも十分満足していたようです。