2015年最初の本は、この衝動買いのもの。うーんちょっと僕には合わないのかなぁ。

美青年の殺し屋三井と警察の話、哲が出て来てその家族の医療サスペンス、さらに格闘技の試合が間に挟まり、ちょっと未来でちょっとSF。

ウィルス感染とか非合法の賭け試合とか色々な要素が出てくるのだが、三井と古見の関係、哲夫婦の関係に周囲の事情や事件がまとわりついて面白かったが、途中から何となくペースダウンしてラストはあっけなく終わってしまう。

一番ワクワクしたのが格闘技の場面だった。お暇な方はどうぞ。

★★☆☆☆

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大型台風の被害で東京東部が水没して、十年。“ホーム”と呼ばれる地下施設で育った殺し屋の三井は、彼の過去を知る人物に遭遇し、指令を受ける。「おまえの仕事は、ホームにいた子どもたちをみつけだして、回収することだ」一方、縁陰大学病院の女性理事が何者かに襲われ重傷を負い、その息子、天才ハッカーの定法哲がアメリカから帰国する。二十年前の犯罪、十年前の過ちが二人を結ぶ―。

アンドロ