劇団ひとり「何故まぶたにはひとえとふたえがあるのか」
①なにが違うの?
二重はまぶたにくびれができるが、それは腱膜が皮膚とくっついている場所に違いだった。
そして一重のほうが肩こりし易いという。一重のひとはまぶたを開けるときに肩の筋肉も使っているからだ。まゆげの筋肉と肩の筋肉がつながっているために起こる。
②人類には人種によって違うのか。
モンゴロイドは一重が多く、白人や黒人は二重がほとんど、肩こりもしないという。
形成外科の松尾教授は二重への手術を扱う先生。調べてみると眉の下に靭帯がある。そもそも人類は二重だった。それが3万年前にユーラシア大陸へ移動。厳しい環境に適応するために顔の凹凸が少なくなり、唇も薄くなった。そして瞼にも変化が起きて下位横帯靭帯もできてきた。つまり究極の防寒瞼なわけだ。
松尾清教授(信州大学)がスタジオ登場。
③年をとると二重になるのはほんと?
ホントです。
そして一重でも肩こりにならないには、テープで眉をあげて止める。麒麟の田村がテストされる。テープで止めるといきなり肩が軽くなったという。
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麒麟「スターの前で’キャー’と叫ぶのは何故か」
女性しか「キャー」とは言わない。
そこでライブハウスを取材。ビジュアル系バンドの出演で女性が叫ぶ。
伊福部教授による「キャー」と「ウォー」の対決実験。
「キャー」は音を小さくしても気がつく。でも「おおおぅ」は気がつかない。キャーは周波数が大きく変化する。キャーは低い音から高い音まで変化し、人の耳にある蝸牛がその変化を拾いやすい。
つまりキャーは人目をひきつける注目されやすい音だ。
意図的に高低差をつけているのはサイレンだ。
でも意図しないのに「キャー」と出てしまうのは何故?
動物園で動物を取材。サル山のサルだけがキャーキャー言う。でもエサに反応しているだけだった。
古市剛史教授(京都大学)がスタジオ登場。
「期待感があるときはキャーキャー言うが、エサがもらえるとわかっているのでその後はキャーは言わない」
「コンタクトコールといって、ひとりでいない場合は共感というか気持ちが高ぶって不安になったときに、共感を求める行為で、キャーと叫んだり、てを握ったり、顔を見合わせたりしたりする」という。