次期総裁候補の中では、消費税上げの話もずいぶん前から取り上げていて、今回の発言も言ったら賛成票が減るのを承知で言ってる風もあり、候補者の中では一番まっとうな人だと思うが、こういう人は逆に決して勝てないだろうなあ。---谷垣禎一財務相は23日午前のNHK番組で、靖国神社のA級戦犯合祀について、中韓両国との関係を念頭に「のどに刺さったトゲになっているのは間違いない」と述べ、合祀を見直すべきだとの認識を示した。しかし分祀など具体的な方法については「靖国神社は宗教法人であり、閣僚の立場では言いにくい」と、言及を避けた。また「今はアジア外交の再興に取り組む時期だ」と指摘、ポスト小泉政権は中韓両国などとの関係改善に取り組むべきだとの見解を示した。一方、自民党総裁選について、谷垣氏は消費税率引き上げ幅が論点となるとの認識を表明。中川秀直政調会長が1、2%の小幅増税を主張していることに関し「そんなに甘く考えていない」と批判した。その上で「長期債務の国民総生産(GNP)に対する比率を安定的に引き下げる努力が必要だ。消費税についてはそこまでにらんで訴えていく」と述べた。〔共同〕