先週末の出来事、仕事を終え近隣の駅に着き、安堵感で満たされていた私は
いつものように改札を通り、帰路に着こうと思っていた。
下車した人だかりがエスカレーター上り口付近へ群がる。
ふと、2~3列前の女性、どこかに残る私の思い出の人に後姿がぴったりとはまった。
その女性のやんわりとした角のない雰囲気が、勘違いを確信に変える。
-こんなところに何の用だろう-
改札を通って、足早に過ぎる影を追う。
なかなか正面に立って、女性の表情を確認することが出来ず、後ろから声をかけた。
「すみません」
「はい?」
全く別の女性だった、思い出の痕跡は跡形もなく崩れ落ちる。
「この近くにコンビニはありませんか?」
目の前にコンビニがあるにも関わらず、愚問をしてしまった自分に腹が立つ。
「あそこに見えるのがコンビニです」
最後まで丁寧に答えてくれた人柄は、瓜二つなのかもしれない。
もし仮に、本人だったとしたら・・・一体、何を話したのだろう。
こんな落ちぶれた私を見て、良き思い出を群青色で塗りつぶす行為に他ならない。
ここで書いた過去ログのことをふと思い出す。
http://ameblo.jp/cm115202771/entry-10007738553.html
こちらでしばらく日記を、影ながら書こうと思っている。
また一つ、人の負の部分を見てしまった。
毅然と笑顔を振りまく一方で、別の人間性を垣間見た。
あの時の笑顔は心底から湧き出ていた笑顔なのか、それとも愛想なのか。
あの時のやさしさは慈愛に満ちたものだったのか、それとも単なるポーズに過ぎないのか。
ん~ん、難しい。実に深いテーマだ。まぁいいや。
mixiには顔を出すし、もちろん大好きなマイミクさん達の日記を読むのは大好きである私は
今後もコメントは残すし、足跡をドカドカと残していきます(*´∇`*)
でも、物書きはお休み。 私の負の部分しか見えないし、おもしろくないから。
こちらで、静々と嗜む程度に文字を接していきますゎ。
いやぁ、昔から理解しているのに、同じ過ちを繰り返す。。
『見なくて良い時があり、聞かなくて良い時がある
だが、人間という生物に生まれた以上、不可能である』
2006.06.26 from hotoke