Ultimate Ears UE WONDERBOOMとSoundPEATS P5を比較してみる | Photograph to Life ~生活に写真を~

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先日「SoundPEATS P5」の購入したばかりというのに、今度は「Ultimate Ears UE WONDERBOOM」をゲトしてしまいました。

 

参考リンク:SoundPEATSの360度スピーカー「P5」を試す

 

SoundPEATS P5(以降P5)は小口径ながらもウーファーを搭載しているので低音域重視傾向の360度スピーカーでしたが、UE WONDERBOOMはどうなのかを比較してみました。

 

 

 

約2倍ほどの価格差のある製品ですが、単体で使う範囲での大きな機能差が有るのかと音質の差が非常に気になるところ。

 

 

Ultimate Earsの製品は、正面に「+ー」のボリューム調整ボタンを備えた、ある意味特徴的なデザイン。少なくとも、360度スピーカーに関しては一貫して採用しています。

 

 

小さな樽型のデザインは比較的安定感が良く見えます。控えめなループが付いているのでカラビナやフックで引っ掛けて使うのに向いた感じです。

 

 

パッケージは、ちょっと凝り過ぎという感じですね。保証書や簡易説明書、充電用USBケーブルなどが取り出しにくい。ここまで凝る必要があるかというと、個人的にはやらなくて良いんじゃないという感想ですね。

 

 

操作性については悪くありません。上面のUEロゴの手前側が電源スイッチ。3秒長押しで電源オン。ただ、感触はゴムゴムした感じです。防水性を高めるためにはやむを得ないのでしょう。

起動音は、もしかすると「ドラム」をイメージした音なのかなと思いますが、個人的にはもう少し軽妙な音であってほしかったですね。P5ßの起動音がギターの爪弾きの様な感じなので余計にそう感じるのかもしれません。

 

 

ボリュームは正面の縦に並んだ「+ー」で、曲スキップもこれで行います。長押しでスキップですね。ここの操作性は、個人的にはイマイチ。高さが低い分、直径が大きいので手の小さな人だと片手操作がやりにくい。多分、500mlペットボトルの同じくらいの大きさだろう「UE BOOM」の方が片手操作という面ではやりやすいと思う。

 

 

このボリュームボタンは上面に有ったほうが操作しやすいと感じますが、製品デザインがこれで統一されているのでWONDERBOOMだけ変えるというのもどうかとは思います。

 

 

ペアリングは、設定画面のデバイスリストから「WONDERBOOM」を選ぶだけでOKです。iPhoneではパスコードも求められませんでした。

 

ペアリングしてから気づいたのですが、WONDERBOOMは接続時にバッテリー残量の表示がされません。これはちょっと残念なところです。目安でしか無いとは言うものの、バッテリー残量が画面切り替えなしに出来るのは非常に便利。これは改善して欲しいところです。

 

・P5と大きさ比較

 

先に購入したP5と大きさを比較してみると。高さは半分より少し高い程度。直径は1.3倍程度と言う感じ。内部容積的にはさほど差がないようにも見えます。

 

携帯性の部分だけ見ると、WONDERBOOMはループ付きなので有利。P5は何らかのケースが必要になるが、おそらくは500mlペットボトル用のボトルケースで代用可能と思う。ただし、メッシュ素材でもないとP5は音楽を聴くにも操作するにも不利となる。アウトドアユースという意味ではWONDERBOOMの方が有利では有る。

 

肝心の音質については、フラット傾向にあって若干軽い感じの印象。良く言えば「曲を選ばないセッティング」です。低音の迫力が欲しい人にはハッキリ言って向きません。

低音を重視するならP5の方がオススメとなりますし、「アウトドアモード」を選ぶことでWONDERBOOMに近い方向性も持っているのでブランドに拘りがないのであればP5は非常にコスパが高い。

WONDERBOOMは2個使いすることでパワフルなモードになるようであるけれど、ステレオとして左右を各チャンネルとして出力するのかは不明です。

 

単体で携帯可能な360度スピーカーとしてのみ使うのであれば「好きな方を選べばいい」と言う感じです。