SoundPEATS P2とB10の提供を受けました | Photograph to Life ~生活に写真を~

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Bluetoothヘッドセットなど、ワイヤレスオーディオ製品を手がけるSoundPEATS様より、アウトドアユースに向いた防塵防水のBluetoothスピーカー「P2」と、有線接続のカナル型イヤホン「B10」のサンプル提供を受けました。

 

 

 

上記リンクではそれぞれ「3657円」「1258円」となっていますが、この記事を書いている時点での価格は、P2が「2480円」、B10が「1069円」となっています。

 

・P2

 

パッケージに有るように「IP65」の防塵防水性能です。防水レベルが5と、バケツで水をブッかけるようなことをしても浸水しないと言う性能。まあ、日常的な使い方であれば浸水して壊れるということは考えなくていいと言うことになります。

 

 

ちょっと蛍光色っぽいアクセントの入ったG-Shockみたいな感じのデザインでアウトドアユースに向いていることをアピールしています。SoundPEATSロゴは新タイプ。Amazonのレビューには「音符ロゴが無いのが良い」というのが見られますけど、個人的には好きですね、あのロゴ。

付属品は充電用のmicroUSBケーブルとオーディオケーブル。説明書は英語版です。

 

・三脚穴付き

 

底部には1/4ウィットの三脚ネジ穴があります。屋外である程度の高さで設置して使いたい時に便利。100均で買えるミニ三脚につけることも出来ます。

 

・操作部

 

電源など各種ボタン類は上面に配置。幅広のラバー製ストラップはネジ止めされています。

 

・技適認証済み

 

Bluetooth製品なのでしっかり技適認証とっています。ここだけじゃなく、ストラップにもプリントされているのが驚き。

 

・充電ポート

 

充電用microUSBポートとAUXのジャックはゴム製のカバーで覆われています。開け閉めは意外とやりやすい。開け閉めした感じだと、この部分の防水性が一番弱そう。この作りのために「流水がかかっても大丈夫と言うレベル」になっているのだろうと思う。ロック式のフタになっていれば軽く水中に沈めても大丈夫と言うレベルまで行けそうな感じです。

 

ペアリングについては、電源ボタンの長押しでペアリングモード。機器リストに「P2」が表示されたら選ぶだけでOKと言う簡単さ。2回目以降は、最後にペアリングした端末と自動接続されます。

 

音質は比較的「低音域を重視したチューニング」で、音飛びは少ない。現時点で動画視聴に使っていないので遅延があるかは不明。ただ、SoundPEATSのBluetoothイヤホンで目立つ遅延が起きたことはないので本品も同様ではないかと思われます。

 

使われているユニットは45mm口径ほどで、平面の振動板のようです。背面側に同口径のパッシブラジエーターが付けられ、それが低音域の厚みを増幅しています。エンクロージャー容積とユニット口径のバランスも良い感じで、チューニングとしてはかなり上手いと思います。

他社の同様の製品で2.5"口径ユニット採用の製品も有りますが、同サイズクラスなら容積を考えるとP2の方がバランスが取れています。

ちなみに、2.5"口径のフルレンジの場合は最低でも250cc程度の容積を確保したほうが性能を発揮できます。P2のエンクロージャー容積は、外寸から予想するに「160〜170cc」程度。手元にある他社製品は140〜150ccで2.5"ユニットなので、無理がないのはP2と言えます。

 

続いて「B10」ですが、こちらは有線のカナル型イヤホンです。

 

・B10

 

B10はプラパッケージでケースの付属がないモデルになります。マイク機能もないベーシックなカナル型イヤホンです。

 

 

付属品は交換用にSとLサイズのイヤピースのみ。コードは細めでしなやか。雑に扱うと断線の心配があるかなと言う感じです。

 

・樹脂のハウジング

 

ハウジングは樹脂製で軽く、つけ心地は良好。軽量なので意外とズレない。樹脂ハウジングの割に見た目の安っぽさもない。

音質もそうだけれど、SoundPEATS製品は見た目の仕上げもしっかりしているのが良いところ。

 

音質は、低価格帯のイヤホンの多くは「低音域を強調」するか、逆に「高音域がキンキン響く」というモノが多かったりするのですけれど、B10は変にいじっていない素直なチューニングといえます。若干高音域強めですが、響くというよりは「伸びやか」と言う印象。クラシックを聴くのにはちょっと辛いところがあるけれど、普通にポップ系の音楽をというのならベターな選択と言える。女性ボーカルの曲には特に合うだろうと思う。

比較的合わないだろうジャンルは「EDM系」で、これは低音を響かせるところが有るため。最も、エージングが進めば低音域の出方は変わってくると思うので、現時点でハッキリと合わないとも言えないところは有ります。

 

今回提供頂いた2つの製品は、どちらもコストパフォーマンスが高いのは間違いない。特にP2はアウトドアで使えるタフな防水スピーカーを検討しているなら選択肢に入れて後悔することは無いと言えます。