SONY「ICZ-R50」がやってきた | Photograph to Life ~生活に写真を~

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みんぽすさんから、SONYのポータブルラジオレコーダー「ICZ-R50」をお借りしました。かねてより、ラジオ番組をSDカードなどにMP3で録音できたら便利だろうと考えていたので、ある意味待望の製品と言えます。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-001 ・届いたICZ-R50

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-002 ・パッケージの中身

箱は結構大きめです。と言うか、ICZ-R50そのものが結構大きめ。持ち歩けないことは無いですが、現代の基準ではポータブルという程のサイズではありません。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-004 ・Nintendo DSiと比較

DSiと並べると大きさがよく判ります。半分くらいの大きさで、厚みも半分なら持ち歩くこともできそうですが、このサイズになると通勤時に持ち歩くというのは現実的ではありません。部屋から部屋へと移動する場合に持ち運びしやすいと言う程度に考えたほうが良さそうです。
ただ、この大きさには意味があるようで、可搬性と感度やノイズ対策を両立するのにはこのサイズが必要だったようです。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-008 ・外部アンテナ端子

電波状況が悪いときは、外部アンテナを繋ぐことも出来ます。同梱されているループアンテナを繋いで、背面のスイッチを切り替えると外部アンテナが使えるようになります。屋内で使うのがメインで、あまり動かさないなら外部アンテナを使ったほうがよりクリアな音を楽しめると思います。
ちなみに、私が住む水戸は「AFN(旧FEN)」の入りが非常に悪いのですが、ICZ-R50ではまずまずの音質で聞くことが出来ました。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-005 ・メディアスロット

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-009 ・各種ジャック類

録音は、内蔵の4GBメモリーの他、SDHCカードとメモリースティックに対応しています。スロットは、本体向かって右側にあります。
入手のしやすさを考えると、SDHCカードを使われる方が多くなるかもしれませんね。

本体左側にはヘッドフォン、外部入力、ACアダプター用の各ジャックが配置されています。ACアダプターはコネクタサイズと電圧がPSPと同じ5Vです。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-010 ・巨大なACアダプター

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-013 ・電圧は5V

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-007 ・単三乾電池4本でも利用可

ACアダプターは、ラジオ本体と比べるとかなり巨大です。もう少し小型化出来なかったのかなと思う部分です。この大きさでは一緒に持ち運ぶのは考えてしまいます(クルマで移動だとしてもです) アダプターのプラグは折り畳めませんし、持ち歩くこと自体考慮されていない感じです。持ち運ぶときは乾電池駆動でということなのかもしれません。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-011 ・5Vを出力できるコンパクトなACアダプター

他社製品ですが、上の写真のACアダプターは100~240Vに対応し、なおかつUSB接続するケーブルを使える製品です。右側の物はプラグ部分を折りたたむことが出来ます。一緒に写っているケーブルは、PSPをUSBから充電するためのアダプターケーブルです。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-012 ・プラグ部分を比較

上がPSP用USB充電ケーブル、下がICZ-R50に付属のアダプターの物。当たり前ですがコネクターサイズは全く同一。積極的にはオススメしませんが、例えばキャンプなどに持って行きたい場合はUSB接続できるACアダプターとUSB接続の充電ケーブルを組み合わせて使ったほうがコンパクトに収まります。
と言うか、ポータブルをうたうのであれば、もっとコンパクトでプラグが折りたためるアダプターを標準で付けて欲しかったですね。

Photograph to Life ~生活に写真を~-ICZ-R50-006 ・起動画面

内部、外部に関わらず、電源オンでメモリーチェックをするようで、電源を入れてから聴けるようになるまでタイムラグがあります。普通のラジオの感覚に慣れていると戸惑うかもしれません。

全体的に見ると出来は良いと思います。元々がポータブルラジオからスタートしたSONYだけのことはある感じですね。録音ファイルはMP3フォーマットなのでデジタルオーディオプレーヤーにコピーして聴くことも可能ですし、ICZ-R50で聴くなら再生スピードもカンタンに変えられます。語学学習に使うには最適なラジオレコーダーと思います。自宅で聴くときはICZ-R50で、外出時には再生速度の変更できるデジタルオーディオプレーヤーで使い分ければより便利なのではないかと思います。

このラジオレコーダーはぜひとも手に入れたい製品ですね。欲を言えば短波も入るとよかったかな。この辺は次世代モデルに期待というところでしょうか。


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