オランダに惜敗も、デンマーク戦に光明?? | 独断と偏見の日記帳

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 日本がオランダに0-1で惜敗した。


 日本は、まさに策士的な戦いぶりを展開した。前半、守備に徹し、後半のこり15分で勝負をかける戦術のように思えた。


 しかし、後半8分に警戒していたスナイデルの1発で沈んだ。とはいえ、スナイデルが輝いたのはこれだけ。ほかは、徹底的にパスコースを消し、サンドイッチDFで潰した。


 海外のメディアからは酷評される試合が続いているが、じつは、日本の堅守はある意味ワールドクラスともいえるだろう。


 身体的に劣る日本。同じアジアでも、がたいのいいの韓国と比べればひ弱だ。しかし、それを補うように組織的DFを徹底した。


 オランダ相手に0-1に抑えてしまったことに日本のすごさがある。韓国は、アルゼンチンに1-4で敗れた。その要因はメッシひとりに特化し、守ろうとした。メッシが出すパス、メッシにわたる前の選手に対するプレスが非常にルーズだった。その結果、招いたのが4失点(オウンゴール含む)だった。


 これが、日本の1失点と韓国の4失点の差だろう。


 日本は、組織的に徹底的にひいたままではなく、松井、本田、大久保らが有機的に動き、ときどき攻めることで、オランダの攻撃力をそいでいた。


 後半、オランダはひとつギアを入れた。日本は、これに順応する前にスナイデルに決められた。その後は、オランダが行けるかと思ったときに川島が完全ブロックし、それを防いでしまった。オランダの攻撃は、その後散発的なものになっていった。


 その後は、日本が攻めた。後半15分以降は半ば日本の時間だったともいえる。だからこそ、残念だったのは岡崎のシュートが決められなかったことが大きかったと思う。


 次は、デンマーク戦だ。がんばれ日本!!