●赤筋と白筋


ワインに赤と白があるように、人間の筋肉も赤と白があります(笑)。

ダイエットを謳うメディアはひたすら”有酸素運動”を奨励してますが、スポーツ中年のあたしとして『ちょっと、待ったり~な!』と言いたい。もうご存知の方がいらっしゃると思いますが始めてのお方に・・・。



★赤筋(or遅筋)⇒酸素運動筋肉(←脂肪をエネルギー源とする)

☆白筋(or速筋)⇒酸素運動筋肉(←グリコーゲンをエネルギー源とする)



という訳で、余分な脂肪を燃やして無くすんですから、有酸素運動をやれやれというのは、一応、理にかなった話です。が、この赤筋と白筋て誰にでも均等に分布するものじゃないんです(ダイエット業界では、ここまでは言わない←サプリメントやマシンが売れなくなるからです:爆)。例えばマラソンの女王”Qちゃん(今は野口ちゃんか?笑)”は赤筋の分布度が高くて、カール・ルイスや為末や朝原は白筋が多いのです。逆を言うと、いくらQちゃんに短距離の練習させても限界あるし、為末にマラソに転向しろ!というのも酷なお話です。


つまり、有酸素運動をひたすらやるというのは、(ダイエットに)限界があるだけなくて、癌や免疫機能に悪影響を及ぼす”活性酸素”を増やすだけです。じゃあ、ジョギングはしたらアカンのか?と質問したくなるでしょう・・・答えはYESです。特に中年以降の方は腰や膝や足首に負担がかかりますし、以前からジョギングをして体ができ上がってる人とかでない限り、やめたほうが無難です。


で・理想的なダイエット向き有酸素運動は” 速歩 ”です。ちょっと厚手のウェアを着用して時間にして30分弱程早歩きして汗をかくのが理想です。これだけ、やれば後は食事療法でしょう。摂取カロリーを控え目にするのは当然ですが、同じ摂取カロリーでも朝・昼重視型にして晩飯の比重を下げることです。そんな事言うたら焼肉やトンカツは夜食べたらアカンのんか?となりますが、要は程度問題お話で、こういう事を意識する人なのか・どうかの問題です。焼肉なんて昼間に一人で食うより、夜に家族や仲間とワイワイ食べるほうが旨いに決まってます(笑)。


あっ、そうそう。赤筋選手の代表格マグロや鰹ような”回遊魚”は身が赤いでしょう!マグロは有酸素運動をしておるのです。だけどスリムじゃないでしょう?大トロ旨いし(笑)。鯛は白筋選手で、脂肪はあんまり使わないけどスリムじゃないですか?(脂身、もうちょっと欲しいし:笑)。


後編(何時書くか気まぐれですが:笑)では、ダイエット食養生のお話をしましょう♪




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自分の子供をハイレベル・スポーツ選手にしたい親御さまへ・・・愛を込めて(^^)。


早い段階で組織ができ上がってしまう脳・神経細胞なら早期教育は意味があるんです。程度問題はありますが、子供の集中力の限界を知った上で算数、外国語等の学習、楽器や習字などの美的感覚、囲碁や将棋やチェス等の知能ゲームを覚えさせるのは効果があります。


でも、スポーツは別ですよ。サッカー業界では子供に筋力トレーニングをやらせるのは11歳以降又は身長150cm以上になってから。また、(昨日記事にした)欧州アマ自転車ではギヤ比に制限を設けてます。つまり、パワートレーニングは(日本の学制でいえば)早くて小学校6年生以降という事になります。じゃあ、それまで何をしたらええねん?というと、反射神経を養う球技、そして筋肉を痛めないで心肺機能を高める水泳(力・八分目くらい)が良いというのが定説です。”Wあいちゃん”のゴルフと卓球は比較的パワーが必要無い”センス=感性”のスポーツですよね。彼女等がパワートレーニングに着手したら、もっと強くなるでしょう♪



もう一つはメンタル面。一番怖いのは”燃え尽き症候群”です。子供時代は” 広く・浅く・燃え尽きづ” を親がいかに見守ってあげれることができるか?なんです。



お話は少し変りますが、あたしのガキんちょの小学校時代は息子2人サッカー部におったんでいすが、(あたしは)父母会の会長を買ってでましたよ♪理由は”練習過多”を防止する為です(笑)。自分でスポーツやったことない親ほど子供の実力に合わない期待過多になるんですよ(爆)。勉強と同んなじゃないですか!自分の成績表を思い出したら、(そうそう)勉強せい!とは言えん筈です。いや、あたしは言えんです(笑)。


この前の駒大苫小牧の馬鹿親のように、子供の世界に大人の論理を持ちこむのはタブーです!



PS*サッカーの父母会長をやって良かった事!♪美人のお母さんと仲好しになれました(爆)。流石に手は出しませんでしたが・・・(^^)。特に低学年のお母さんは世間ズレしてなくて可愛いかったなぁ~(笑)



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