鼻先が平坦で
鼻尖形成を希望された患者様の
術後の経過です。
2年前
開いた鼻翼軟骨を閉鎖し、
鼻尖と鼻柱上部に
耳介軟骨を移植しました。
同時に鼻根から鼻背の
隆鼻も望まれたので
シリコンプロテーゼを
挿入しました。
(この患者様については
12月7日に別件で
術後2ヵ月までの
結果について
ご紹介させて頂いてます)
↓術前 正面
↓術後8ヶ月
↓術後2年
術後8ヶ月で瘢痕が軽減していたのですが、
2年経つとさらに
すっきりした鼻先になっていました。
左右に開いた鼻翼軟骨中間脚と
内側脚を閉じることで
鼻尖が縮小できたことが
判ります。
↓術前 斜位
↓術後8ヶ月
↓術後2年
術後2年の斜位画像は
術前、術後8ヶ月の画像と
やや撮影角度が異なりますが、
鼻尖と鼻柱上部に移植された軟骨が
吸収されていないことが
判ります。
また鼻背のむくみも
消失しました。
↓術前 下からの撮影
↓術後2年
平坦な鼻孔上縁が
「ハ」の字になり、
鼻先がすっきりしました。
またオープン法の
鼻柱切開線は
ほとんどわからなくなりました。
↓術後2年 耳介軟骨採取部のキズ
赤矢印が切開のあとです。
この縫合痕も
判りにくい状態になっていました。
患者様は
結果に満足されていました。
鼻の手術では
瘢痕が患者様の
悩みになりますが、
適切な術後早期の管理を行い、
あせらずに瘢痕が軽減するのを
待つことも大切かと思います。
銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医
ホームページ
http://ginza-sumirenohana.com/
修正再建手術専門サテライト
https://ginzasumirenohana.wordpress.co