ルバイヤート甲州シュール・リー2004      ラローズ・ド・グリュオー 1997
  
トートワーズ・クリーク                 コート・デュ・ローヌ ドメーヌ・???
メルロー・カベルネとシラー・ムールヴェードル
  




ワイン好きなシロクマご夫妻(ホントのシロクマではない)に招かれて井の頭線某駅のご自宅訪問です・・・。
旦那のシロクマ氏は6a+をかるーく登ってしまうパワーボルダラー(最初の写真でボトルの向こうに見える赤のB3(流山のジム)Tシャツがそーです)。
奥さんのキミティーも昔はかなりお強いクライマーでした(最初の写真でグラスの向こうの美しい右腕の持ち主がそーです)。
お二人ともアルコールはそんなに強くないですが、ワインはかなりお好きなようで、ボトルがごろごろ出てくるは、デキャンタなんか持ってるは・・・、なかなかのもんです(?)。
今回私は例の「トートワーズ・クリーク」メルロー・カベルネシラー・ムールヴェードルの飲み比べがしたかったので、セットで持ち込み。 ついでに例の「ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト」を持ってったんですが、やっぱり一応高級ワインを動かした直後に飲むのはやめようということでお預けすることに・・・。

1本目は国産の白 「ルバイヤート甲州シュール・リー2004」 です。
シュール・リーと言うのはワインの製法の1つで、ロワールのミュスカデが有名ですよね。 ミュスカデは私がワインにハマるずーっと前から知ってる、甘酸っぱさがちょうど私好みの白ワインです。 今回の甲州は初めてですが、それほど酸味は立ってなく、非常に飲みやすいワインでした。 お刺身がつまみでも全然OKでした。 下手な白ワインだとお刺身が生臭くなってしまうのですが、これはまったくそんなことがなく、さすがグルメのシロクマ夫妻セレクトだと感じました(笑)。

2本目はボルドーの赤、「ラローズ・ド・グリュオー1997」 です。
うんっ? ラローズって・・・、聞いたことがあるような・・・・・。 翌日調べてみてびっくり! ボルドー格付け2級シャトーでサン・ジュリアンのスーパーセカンドと言われる 「シャトー・グリュオー・ラローズ」 じゃありませんか?! もしかして、昨日飲んだワインは1本数万円~?! (さぁ~っと血の気が引きました)
・・・・・・・・・・
よくよく調べてみたら違いました。 ほっ! グリュオーが新しいコンセプトで作ったビオワインのようで、お値段はぎりぎり3000円台(それでも十分高いけど・・・)。
肝心の味は・・・、すいません、実はあまり覚えていないんです。 後から書きますけど、恐ろしい量を飲んで記憶が飛んでいるので・・・。 ただ、樽香があるのと、あまり渋みが立っていないバランスのいいワインだったような気がします・・・(苦笑)。
白カビチーズの”ブリー”と青カビチーズの”スティルトン”を持っていったんですが、どちらにも合わせられる味の幅がありました。

さてさて次はお待たせ、トートワーズ・クリークの飲み比べです。
両方開けてもらい、まずメルローを一口。 うんっ? 甘!! 何これ、ダメじゃん!! 残念ながら、メルローシラーも何だか甘ったるいだけのつまらないワインになってました(陽に当てたかして味が変質したんじゃないでしょうか?)。 シラーの方がまだ飲めたので、そちらを空ける・・・・・。 でも、悲しかった・・・。 うちの冷蔵庫に残っている2本の白は果たして大丈夫だろうか???

最後にローヌ・・・。 うん? 何本目? もう、このあたりの記憶は完全に飛んでます。
申し訳ないけど、どんな味かまったく覚えていません。
キミティ特製ラタトゥイユがやたらと優しい味だったのだけ舌の記憶に残っています。

さて・・・・・。
3人で4本半(トートワーズ・クリークメルローは残したので)。 といってもシロクマご夫妻はそんなに飲めないので、恐らく私は3本近く飲んでいるでしょう・・・(苦笑)。 4時間で3本のワインを空けたのはたぶん初めてだな・・・。
このご夫妻との会話は楽しいので、ついつい気を許しすぎてしまいました(笑)。 次回は沈着冷静な豆芝さんにでもご一緒してもらうのが安全策だな・・・。

しかしまぁ、そんな状態でどうやって帰ったのか、次の日起きたらちゃんと国立の自宅のお布団で寝てました。
二日酔いもなく、快適な目覚め・・・、でも、記憶だけは完全に抜け落ちていたのでした・・・・・、反省!!

シロクマさん、これに懲りずにまた誘ってくださいねー!!