今年の始まりは九州から!


年間スケジュール通りですので、毎年の事ですが(^o^;)

1月始まりの周期は、長崎、佐賀、熊本、鹿児島の医院さんをまわります。

定期フロアーメンテナンスを依頼下さっている医院さんでの作業スケジュールをもとにして進めて行くのですが、作業だけが目的だと〝単なる清掃業者〟。

私も医院の皆さんもそう言う意識はありません。

クレンリネスチェックやアドバイスを依頼されたらキッチリ厳しくチェックし、朝礼で報告したり、クレンリネスリーダーさんと解決策を話し合ったりです。

それも、事務的にチェック&報告をするだけでは、何か大事な事を抜かしていると思うのです。

毎日忙しい歯科医院の業務の中、クレンリネスがスムーズに運ぶ為に、何が大切か。

やはり皆さんの意識からすべてが始まりますから、考え方や医院の状況を無視しては進められません。

ですので、院長先生はもちろん、スタッフさん一人一人との会話を大事にしています。
と言うより、それが楽しみの一つです(^-^)

診療終了のタイミングにお伺いして世間話や日々のクレンリネスの事を色々お話しする時もあれば、休診日の作業の翌朝、朝一番のスタッフさんから皆さんと「フロアーがなんでこんなにキレイなんでしょう。」などと冗談を言うことから始まったりです^^。




皆さんと写真を撮れた医院様だけになりますが、こんな雰囲気です^^。
ちなみに左上は熊本県阿蘇市のクリニック様で『院内クレンリネス講座』をした後の写真です。

 

そんな今回の九州ツアーで強く感じた事があります。

クレンリネス(に取り組み始める)以前とクレンリネス(を始めて継続した)後に、その明確な違いがあるのです。

同じように〝医院を清潔に、キレイに保つ〟と心がけておられる中でも、クレンリネスがある場とない場の違いを感じます。

表現が難しく、伝わるかどうかわからないのですが、
例えば、クレンリネスの概念がない場では、フロアーのワックスの傷などは気にしているが、ユニットの足回りにホコリがたまっている、とか・・・。

医院視点、個人の視点からしか『きれい』を見られない状況かなと思います。

反面、クレンリネスを院長先生とスタッフの皆さんが理解している医院では、院内全体のきれいのバランスがとれている。
医院視点と外部からの視点の両方があります。

そう言う医院では、フロアーに何かのすり傷が多少あることなどは大きな問題ではなく、ホコリや水滴をしっかりなくす事のほうが、医療の環境として大切だと全員がわかっています。

クレンリネスを理解して実行されている歯科医院は

『どこに注目し、何をどうすれば〝医院がきれい〟と言う状態に結びつくのかをわかっておられる』

歯の健康維持に例えると、
自己流で歯みがきがしっかりできていると思っている状態と、定期的に検診とメンテナンスを受け、衛生士さんからアドバイスや指導をして頂きながら歯を守っている状態の違い

と言うと間違ってはいないと思います。

むかしのワタクシなら、歯を磨くのは面倒なので、歯みがきの時間は20秒(笑)
そして、人から見える前歯だけちょっとていねいに( ̄▽ ̄)b
※今は3カ月に一度定期検診とメンテナンスをして頂き、

歯磨きと歯間ブラシもやってます( ̄∇+ ̄)v

Uデンタルオフィスさんにて定期検診の前。
(今回は自分でも手入れをやれていないとわかってはいたのですが、担当衛生士さんとこの日の夜に雑談している中で、「私の歯の手入れに点数を付けるとすると何点?」とお聞きしたところ、悲しい現実を突きつけられてしまいましたが(T_T))

もし、いつも一定レベルのキレイな状態を作り維持したいと思われるなら、まずは言葉から変えるのも間違ったアプローチではないです。

「おそうじします。」
「毎日の清掃。」

これを

「クレンリネス。」

に変えるだけでも意識が変わります。
クレンリネス=予防清掃=汚れを落とすのではなく〝キレイをキープする〟

外食産業で、従業員が環境のきれいをキープする事を必要としたときに取り入れられたキーワードがクレンリネスです。

状態と行動へのキーワードととらえればわかりやすいと思います( ̄^ ̄)>

クレンリネスを取り入れると、的を射た行動ができますので、例えば非常に忙しい時やスタッフさんの人数が少なかった時でも最低限
≪汚れてるな≫
と言う状態にはなりません。