イーグルス 「 New Kid in Town 」 | 半兵衛のブログ

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「New Kid in Town」は1976年発売のイーグルスの名盤「ホテル・カリフォルニア」の中の一曲で先行シングルカットされ全米1位を記録しました。リードヴォーカルはグレン・フライです。

歌詞は田舎町にやって来た若者は、地元の人からから好奇心で注目されるも、移り気の彼らは、新しい誰かが来ると、とたんに興味がそちらにいってしまい、彼の事など忘れてしまう・・
彼らにとっては新顔は娯楽の対象でしかない・・・・

何故か、当時人気急上昇中のホール&オーツにむけられた皮肉っぽいメッセージが込められているといわれてます。次第に飽きられていく最初の彼とは「ウェストコースト・ロック」の事のようです。

皮肉ぽい歌詞ともかく、サウンドは素晴らしいの一言!音はピントがはっきりとしてクリアで、美しいメロディーに程よいコーラスが乗り最高に心地よいです。タイトル曲の「ホテル・カリフォルニア」の息苦しい緊迫感よりもこちらの曲はカラッとしていて好きな人が多いかもしれませんね。

それにしてもイーグルスはすごいバンドですね、個々の演奏能力が高く全員がヴォーカルを取れ、ステージ上での原曲の再現性の高さには目を見張ります。また、曲に託されたメッセージ性も感じます。私はイーグルスこそがアメリカを代表するロック・グループだと思います。

◆追記
2016年1月18日にグレン・フライさんがリウマチ性関節炎や肺炎による合併症により67才で死去されました。心より冥福を祈らせていただきます。

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New Kid in Town
     作詞・作曲:ドン・ヘンリー グレン・フライ J.Dサウザー


街の通りで
人々はいつもの噂話
誰もが興味シンシンで
きみのことを見守っている
会う人はみんな
きみのことを知っているみたい
昔ながらの友人でさえ
きみを客人のように扱ってくれる

きみは
この町の新顔なのさ
誰もがみんな きみを愛してる
だから 彼らを失望させちゃだめさ

彼女の顔をのぞきこむと
甘い音楽が流れてくる
どうしようもないロマンチックな気分に
ひたってしまう僕たち
だけど しばらくすると
きみはもう別のことを考えている
その落ちつきのない心は
どうにも直しようがないのさ

きみは
この町の新顔なのさ
きみが傍らにいない時でも
彼女はまだ きみを愛しつづけるのかな?
彼女に話しておくべきことは
沢山あったはずなのに
来る夜も 来る夜も
きみは彼女を抱いていたいと希う
ただ抱いているだけでいい・・・・
きみの肩を涙で濡らすかわいい彼女を・・・

また思い出させるように
人々は通りで噂話に花を咲かせる
きみがどっちの味方だろうと関係ないのさ
背を向けて歩いていっても
彼らは陰で噂話をつづける
また誰か新顔が現れるまで
彼らは決してきみを放っておきはしない

今までどこに行っていたんだい?
町には新顔が現れたというのに・・・
彼はみんなの人気の的さ
きみの彼女だってものにしているっていうのに
なぜ こんなところでウロウロしているんだい?
ああ なんてことだ
彼は町の新顔さ
例によって みんなの人気を集めている

誰もがみんな奴の噂で持ちきりさ
誰もがみんな奴の歩き方を真似してる
奴は町の新顔さ
(そんなこと 聞きたくもない・・・)
奴は町の新顔さ
(もうやめてくれよ 聞きたくもない)
奴は町の新顔
奴は町の新顔
奴は町の新顔・・・・・

訳:山本安見
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