約1ヶ月の滞在を経て、韓国に戻って来た。2.6kgの贅肉をたくわえてね。

日本では会いたかった友達にもたくさん会えたし、食べたいものもたくさん食べたし
何処へ行ってもちゃんと小奇麗で、やっぱり日本って良いよね。と思った。
あまりに居心地良すぎて、うっかりこのまま住み着いてしまおうか…なんて思いも過る程。
足の1本でも折ってみるか?交通事故にでも遭ってみるか?と好からぬことを思いついた。
実行していたら今でも日本に居るだろうが、自由に外出できぬ身になっていたかも知れぬ。

1ヶ月も家を空けるにあたり、オットは兎も角、2匹の我が子たちが心配だった。
特にチョコ(6月生まれのトイプードル)は赤ちゃんだし、私を忘れてしまうかも知れない。

日本滞在中、オットから「チョコの毛を刈った」と聞かされていた。
以前から犬用バリカンが欲しそうだったオット氏。
しかし『餅は餅屋』の通り、カットはトリマーに任せよう。と言う私によって阻止されていた。
ところが『鬼の居ぬ間に』とばかり、まんまとバリカンを購入し、剪定してしまったようだ。
その結果、「チョコはお坊さんになった」らしい。何それ。これから寒くなるというのに…。

てな訳で、お坊さんに会うのが楽しみやら怖いやら…という複雑な気持ちを抱え、帰宅。
まずは私の姿を見るなり2人とも大喜びしてくれたので、ホッとした。
そして、灯りを点けて、我が子たちを見る。



韓国に暮らす

チョコ…。もはやトイプードルの面影はなく、チワワか何か…という風情だった。

ベドリントンテリアのピョリさんも、以前 美容院でカットしたスタイルを真似て刈られていた。
しかし、やはり素人が施したというのが明らかだった。オットも出来映えが気に食わないそうで
日曜日に再びバリカンを手にし、ピョリさんの剪定に精を出していた。
まーた余計なことをしやがって…と思ったが、口には出さずに放っておいた。
結局うまくゆかずにどんどん短くなっていき、耳の先と尻尾の先を残して丸刈りとなった。

韓国に暮らす

「羊のような風貌」が特徴のベドリントンテリアなのに、グレーハウンドみたくなってしまった。

オットに対して言いたいことは山ほどあるが、我が子たちは元気だったのでまぁ良いか。

日本滞在延長大作戦も考えたが、私の膝の上争奪戦を繰り広げる我が子たちを見ると
やっぱり私の居場所はここなんだな、と思う。

今のところは、ね。いつかはオットと我が子らを引き連れて、日本に移住してやるぜよ。笑