枕草子(上) 新潮日本古典集成 第11回/清少納言
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枕草子(下) 新潮日本古典集成 第12回/清少納言
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ついに読み終わりました。『枕草子』(上下、新潮日本古典集成)
訳ではちょろっと読んだことがあったんですが、通読は初です。
昔は犬の話と香炉峯の雪の話が印象的だったんですが、やっぱりそこが印象的でした(笑)。
ぼくは物語というか、ストーリーがあるものの方が好きなので、あまり随筆むきの読者じゃなかったですね~。
大体、「いいもの。AとBとC」みたいに並べた章段と、エピソード的な章段に分けられると思いますが、単語が並べられているところは、注を見て、ふ~んというパズル的な感覚なので、あまり楽しめず、エピソード的な部分は、作者独特の感じ方が出ていて、ある意味好みが別れる部分な気もしますが、個人的にはあまり引き込まれず、といった感じでした。
和歌も随筆もよくわからんという、やっぱり古文苦手人間な気もしてきましたが、とりあえず読んではみました。