近所に新しいお店が出来たので行ってきました。
ここは以前大衆食堂があったのですが、なんとなく入りづらい感じで、私は一度も行くことなく閉店となってしまいました。某番組にキタナトランという企画がありますが、私は汚くておいしい店より、そこそこの味でもキレイなお店がいいなと思います。不潔なのは嫌です^^;
「とりあえず生!(ビール)」
これは日本ならではなんですかね。韓国では「とりあえずマッコリ!」とか、アメリカ人は何でしょう。バドワイザーとか?ドイツ人はとりあえずビールなのは分かりますが、いろいろ種類があるので、各人の好みがありそうです。フランス人の「とりあえずワイン!」は無いですね。値段も種類も選択肢が多すぎますし、ソムリエの人と相談するイメージがあります。
日本の「とりあえず生!、俺も!俺も!」みたいな感じは、日本人の協調性を表しているような気もします^^
最初に比内地鶏の厚焼き卵がきました。厚焼きにはほど遠い薄焼きという感じです。厚焼き卵なので作り置きしているのは構わないのですが、出汁がきいていなくジューシーさがありません。冷たかったこともあり、若干固かったです。今回注文したなかで唯一失敗した料理でした。ただ、この後に続く料理はどれもおいしかったので、最初に頼んだ卵のことは忘れます(笑)
冷やしトマトのサラダはトマトの美味しさもさることながら、新タマネギの甘さが際だちました。まったくえぐみが無く、これはトマトのサラダで出すより、新タマネギをメインにしたほうがいいくらいでした。昨日のマンハッタンバーガーにこの新タマネギが入っていたら、最強です(笑)
炎の焼玉葱はその名の通り、炎をまとったタマネギがお皿にのって登場します。こういう演出はよいですね。見ていて楽しいですし、食欲をそそります。焼いたことにより、タマネギの甘みをより強く感じましたが、私は火を通したタマネギより、生のシャキシャキしたタマネギがの方が好きです。なので、ハンバーグに入れるタマネギは炒めない派です。
ズッキーニ焼です。先に言っておきますが、私はズッキーニが大好きです。アンチョビとにんにくのソースが大ぶりに切ったズッキーニによくからんでおいしかったです。たぶん刻んだアンチョビとにんにくで炒めただけだと思うので、これは家でも試してみようと思います。ちょうど使いかけのアンチョビが冷蔵庫に眠っているので、さっそくズッキーニを買ってきます^^
岩魚
今日のおすすめメニューのなかにあった岩魚とのどぐろです。岩魚は川魚独特の匂いがあるので、好き嫌いが別れるところですが、私は鮎が好きなのでおいしく頂きました。これは鮎が解禁になったら食べにいかないといけませんね^^
のどぐろは初めて食べたのですが、かなり小ぶりでした。味の方は淡泊で、脂ののりもイマイチ!?これはこういうものなのかよく分かりませんが、1匹480円でしたので値段相応なのかなという感じです。
今回のメンインディッシュ蝦夷鹿モモ肉の炉端焼です。今回はこれを目当てにきたといっても過言ではありません。なんといっても、通常1,200円のこちらの品が300円だったからです(笑)
蝦夷鹿は初めてでしたが、何の臭みもなくお肉も柔らかくジューシーでとてもおいしかったです。これはお肉の質がいいのか、焼き加減が絶妙なのか、そろそろ酔いが回ってきてよく分からなくなっているのか…とにかくおいしかったです。これは1,200円でも注文してしまいそうです。
この他に、有田鶏山賊焼と鹿味噌石焼きうどんを注文したのですが、写真が上手くとれていなかったので割愛します。有田鶏山賊焼は皮がパリパリとしてかなりおいしかったので、また注文します^^(覚え書き)
デザートはマタギの大学いも~ごまアイス添え~にしました。大学いもは素材の味を生かしたあっさり目の甘さで、それをごまアイスと一緒に食べることにより、相乗的に美味しさが増します。少しアイスの配分を間違え、最後はアイスが足りなくなってしまいましたが、最後までおいしく頂きました^^
こちらのお店はお酒の種類が多く、ワインから日本酒、焼酎までそろっています。なかでもワインがおすすめのようで、テイスティングも出来ます。私も久しぶりにワインをいただきましたが、イタリア産のワインがとても飲みやすかったです。
全体的にですが、各料理が少なめなので必然的に品数が多くなり普通の居酒屋感覚で行くと料金は少し高めかなという感じです。
味も良かったですし、近所ということもありまた伺おうと思います^^