『子どもたちは絵を描いて元気になった』
阪神淡路大震災の後、避難所など10箇所以上で、連日、1年間活動した
「色彩学校」(色彩心理学者・末永蒼生 主宰/私も講師活動しています)の
先輩たち50~60名のボランティア“空とぶ子どものアトリエ”の活動をまとめれた1冊。
クラリエにもありますので、手にとって見てくださいね!
水も、食料も、暖房もない、こんな時に!?…ではあります。
でも、だからこそ、
子ども達にクレヨンを!
今回の東日本大震災から1週間が経ちました。阪神淡路大震災の後、避難所など10箇所以上で、連日、1年間活動した
「色彩学校」(色彩心理学者・末永蒼生 主宰/私も講師活動しています)の
先輩たち50~60名のボランティア“空とぶ子どものアトリエ”の活動をまとめれた1冊。
クラリエにもありますので、手にとって見てくださいね!
水も、食料も、暖房もない、こんな時に!?…ではあります。
でも、だからこそ、
子ども達にクレヨンを!
いまだ、救援物資が届かない場所がある。
(こんな時代に、こんな時になんで~!!とテレビの前で叫ぶしかないなんて…)
復興まで… 長い道のりの中で、
だからこそ必要なこと…
心のケア。
特に、子どもたちのこと。
ようやく、テレビなどでも取り上げられ始めました。
恐怖やショックから、興奮状態がおさまらない子。
感情がフリーズし、笑うこと、泣くこともできない子。
そして、
立て直しに必死にがんばる大人を前に、
迷惑かけちゃいけない、自分もがんばらないといけない…と自分を押し殺してしまう子。
今朝のフジテレビの朝の情報番組『とくダネ!』では、
震災後に見られた子どもたちの姿を語っておられました。
子ども達は、大人以上に、自分を襲った震災、目の前にある状況に恐怖を感じ、
見通しの立たない今後に不安を感じているでしょう。
けれど、心の中にあることをうまく言葉にして伝えることができない。
子ども達は、繊細にまわりの大人たちの感情を察知し、
受け取ります。
“言ってはいけない”雰囲気も敏感にキャッチします。
心にしまい込んでしまうと、次へ進めない。
でも、それは周囲の大人たちには見えづらい。
被害が小さく見える子どもも、
ひとり抱え込み、痛みを深くしているかもしれない。
そんな時、子ども達にとって身近だった“お絵描き”が、
言葉にできない子ども達の心の表現になります。
クレヨンは、子ども達の心の救急箱になれるんです
どうか、子ども達に自由にお絵描きする場所をあげてください。
自由に描いていいんだよ。
好きなだけ描いていいんだよ。
怖かったことを出していいんだよ。甘えていいんだよ。泣いていいんだよ…。
同じく、今朝の『とくダネ!』で、
末永蒼生 先生が、阪神淡路大震災の際に、
子ども達が絵を描き、発散し、癒され、再生する姿、その意味をお話されていました。
そして、最後に、司会の小倉智明さんが言ってくれた
『救援物資の中に、クレヨンを入れてあげるといいね!』と。
いや~、小倉さん!たまには良いこと言ってくれる~!!…
世界子どもクレヨン基金
「アート&セラピー協会東日本支援クレヨンネット」
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