このJシリーズ、年間の総合ポイントで争われるわけなんですが、自分は3つあるカテゴリーの真ん中であるエキスパートクラスで走ってます。年間総合上位25名がトップカテゴリーのエリートクラスに昇格するわけですが、今回のレース結果はいかに？
スキーのXCコースとして使用されたスノーハープが今回の舞台。早朝は気温も低く、肌寒い。７:00からの受付を済ませて、早速コースの下見に入る。話によると今回のコースはスノーハープ史上最もシングルトラック率の高いレイアウトだそうで、レースコースとしては初めてラダーも設置されたことにも注目。
スタート地点、競技場のトラックからループして、
通称太鼓坂と呼ばれる登りが出現。まずはここで力のある選手とそうでない選手がふるいにかけられる。
そあとのシングルトラックでラダーゾーンの登場！！初見ではさすがにビビッて迂回しちゃいました(笑)その後はダブルトラックの登りや、
こんな感じのシングルトラックが交互に出てきて、最終的に競技場のトラックに帰ってくるという一周4.8㎞のコースを5周回して争われます。
朝食を済ませたのちバイクの最終チェック、ウォーミングアップの開始。
このころには気温もかなり高くなり、暑い中でのレースが予想されます。
スタート召集前。何を思う？
今回も97人と人数は多い。前回のレースでポイントを稼いだとしてもまだまだ中断でのスタート。
10:45男子エキスパートクラス、スタート！！スタートして100ｍほどはフラットな直線。
周りも我先へとスピードを上げる！少し順位を上げて最初の太鼓坂へ！
ここでもうすでに落ちる選手が多数。チャンスと見て前の選手を抜いていく。
このコースは登りが幅広い為抜くのに苦労はしない。
ラダー区間のシングルトラックへ。ここに入る前に何とか前の方で渋滞を避けたいところ。
3人ほどかわしてシングルトラックへ！ビビりの入ったラダー区間もレースとなれば話は別！！
勢いよく攻めていく！一周目の時点で10位前後。3人ほどのパックで2周目へ。
先頭は1分30秒ほど前方。速い！順位を一人でもあげるために自分自身に鞭を打つ。
ペースを上げる区間、守る区間を見極めて追走。2周目で何とか9位まで順位をあげる。
3周目の太鼓坂で両太ももが限界に近づいているようで、にわかに攣りはじめる。
攣りかけた足をリカバリーしながら走るも、パックで走っていた選手のひとりがダブルトラックの登りでアタックをかける！！これには反応しないといけないと相手のペースが落ちたところをすかさず詰めてリードを奪い返す。
このやり取りのおかげか落ちていたペースが上がり始める！！
4周目で6位！後ろについてくる選手を気にしながら走るも先頭とはすでに2分以上のギャップ。
この差はさすがに埋められない。
せめて一人でも抜こうとがむしゃらに走る！！ダブルトラックのキツイ登りで後ろからの再三のアタックを封じて最終周回へ。
最後の太鼓坂でまた一人かわしてついに5位！
もう足は限界を超え、呼吸も相当荒い！それでも負けまいと力を振り絞る。
長かったレースも終わりを告げようとした瞬間、競技場へ入る前のゆるい登り区間で後方の選手が最後のアタック！！反応はしたものの、使用していたギア比の関係でトップスピードに乗れず、最後の直線で離されゴール！！最終結果は6位。
ゴール後は立つこともできないくらいへばって地面に倒れこみました。今回のレースが終わり残りは富士見パノラマの一戦を残すのみとなりました！
総合成績がこれでどこまで上がったか？その結果と富士見でのレース結果次第では昇格も見えてきます！！
レースサポートをしてくれた皆様には感謝です！！残り一戦をベストな結果で終われるように準備をしていきます！！