まとも派とアヤカシ派 | くらえもんの気ままに独り言

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 さて、今までリフレ派という詐欺師軍団について記事を書いてきましたが、実はコイツラの正体は「アヤカシ」と呼ばれるもののようです。


 【藤井聡】「詭弁」の超分析

 http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/04/08/fujii-84/

『アヤカシに長らく取り憑かれると、自分でカラダをコントロールする機会がなくなっていって、結局、心がカラッポになっていきます。で、そうやって心がカラッポになれば、立派なアヤカシなる。で、そうなると心が無くなるので、良心も恥も何も無いですから、いくらでもウソをつくし、口から出る言葉のほとんど全てが詭弁ばっかになって、詐欺まがいなコトばかりやり始めます。(一部抜粋)』


 いやぁ。ヒトではなくアヤカシだったとは私もびっくりです(;^_^A


 そこで、私は昨日、三橋貴明さんのブログのコメント欄に三橋・藤井両氏およびその支持者(まとも派:M)の発言と上念・倉山両氏およびその支持者(アヤカシ派:A)の発言を簡単にまとめて投稿してみました。発言をまとめただけで、発言の内容に関しては特にコメントはしておりません。

 それを今回は少しだけバージョンアップしてみました。


 それでは、まとも派VSアヤカシ派 ご覧あれ!!


Q1.デフレの原因は?

M『総需要不足です。』

A『貨幣現象です。』


Q2.国土強靭化については?

M『災害大国日本において減災・防災のためにも国土強靭化は必要です。』

A『二階氏が賛成しているので国土強靭化には反対。』


Q3.我が国のインフラの状況は?

M『日本のインフラ整備はかなり遅れています。』

A『国土強靭化って、年度末の水道工事ですか?死んでください。』


Q4.正しいデフレ対策は?

M『金融緩和と併せて財政出動を行わないとデフレ脱却は困難です。』

A『マネタリーベースを増やせばインフレ期待によりデフレ脱却は可能』

 (注:リフレ派は恣意的にデータを抜き出して上記の主張を正当化している。)


Q5.アベノミクス効果で昨年は景気が上向きだったのでは?

M『昨年前半の景気回復傾向は10兆円の補正予算の効果が主と思われます。』

 (注:GDP統計上もそのようです。)

A『景気が良くなったのは異次元緩和のおかげ』

 (注:根拠はなし)


Q6.最近では成長率が伸び悩んでいるようですが?

M『デフレ脱却のためにも公共投資拡大は必須です。』

A『リフレ政策にはタイムラグがありますから。』

 (注:さっきは異次元緩和のおかげで景気良くなったって言わなかった?)


Q7.マンデルフレミング理論によれば変動相場制では財政政策は効果がないのでは?

M『マンデルフレミング理論は現在の日本では成り立っていない』

 (注:当理論は小国開放経済がモデルであり、貨幣需給が逼迫していることも条件)

A『マンデルフレミング理論によれば公共投資の拡大は景気を悪化させるのでやめた方が良い。この理論に反論したいならノーベル賞をとってからにしろ。』


Q8.土建産業の供給力が落ちていることはご存知ですか?

M『土建叩きや公共事業削減により供給力が棄損しているので、供給力を増やしていかなくてはならない。』

A『国土強靭化推進派は供給制約の問題があるということを理解していない。』


Q9.供給力が落ちている現状、どうすれば?

M『供給力を増やすためには需要が必要なので長期計画が重要です。』

A『供給制約があるためこれ以上公共投資を拡大すべきではない。』


Q10.公共事業の労務単価については?

M『不適切な単価設定のため、土建業者は仕事を引き受けられないという事態が起こっている。単価の引き上げが必要。』

 (注:7000万円くらいかかる仕事を5000万円でやらなくてはならない状況だそうです。)

A『単価の引き上げは民需を圧迫するためやるべきではない。価格統制なんて共産主義者か?』


Q11.外国人労働者で人手不足を補おうという動きがありますが?

M『将来のために供給力を上げるには日本人技術者の育成が必要。外国人労働者の受け入れは供給力増の足かせになります。さらに移民政策へとつながる動きは問題があります。』

A『国土強靭化は急務なので、日本人の育成を待っている暇はない。外国人労働者の受け入れを優先すべきだ。』


Q12.現場での外国人労働者への意見は?

M『外国人労働者の増加はかえって仕事の質を悪くする可能性があるとのことです。』

A『話によれば外国人を必要とする声が多いらしい。ドバイのビルも外国人が建てた。』


Q13.職人さんの労働環境は?

M『土建産業は労働環境が悪いため、人を集めるためには労働環境の改善が必要。医療・介護の分野も同様。』

A『実質賃金の上昇は雇用に悪影響を与えるため、賃金は低い方が良い。土建産業の賃金が安いというのはデマです。』

 (注:職人さんの賃金は労働者の平均年収より約130万円低いようです。)


Q14.実際に供給制約は起こっているんですっけ?

M『現在は現場の献身的な努力により供給力は補われているところです。』

A『既に供給制約によって応札ができない事態が多発している。』

 (注:実際は昨年度より契約率は上がっています。)


Q15.今年度の公共事業関連費は?

M『残念ながら、本予算においては公共事業関連費は実質的に削減されています。』

A『馬鹿みたいに公共事業をやっているため供給制約が発生しています。』

 (注:H26年度予算は特別会計から一般会計への付け替えで見かけ上公共事業関連費が増えているように見えるだけで、実際は実質的に削減されています。)


Q16.今後の経済対策は?

M『緊縮財政ではデフレはさらに悪化するので、まともなデフレ対策をすべき。』

A『異次元緩和で景気は良くなったので、そろそろ規制緩和・構造改革の話をすべき』


Q17.消費税増税の影響は?

M『経済の崖が懸念されます。追加の補正予算で下支えが必要。』

A『金融緩和でしのげると思うので、心配はしていない。』

 (注:黒田日銀総裁は追加緩和すら不要とのこと)


Q18.物価上がってますがデフレ脱却したの?

M『現在の物価上昇はコストプッシュ&増税前の駆け込み需要によるもので、デフレ脱却したとは言えない。』

A『異次元緩和のおかげでインフレになった。』


Q19.政府から移民政策の話が聞こえますが?

M『新自由主義的政策を好む者たちが移民を推進しようとしているようです。』

A『国土強靭化推進派のせいで人手不足が起こり移民の話が出てきた。』


Q20.消費税増税を決定したのは?

M『安倍総理が自身の口で自身の責任で決断するとおっしゃていましたね。』

A『安倍総理は増税に反対していたが、木下財務事務次官が増税した。ソース?定義を言え。』


Q21.TPPや国家戦略特区については?

M『これらを推進しようとしている人たちの目的から考えると水際で止めるべき。』

A『一度やってみてダメならやめればいい。』


Q22.ISD条項については?

M『特にアメリカと結ぶのはまずい。あとで規制緩和がまずかったと気付いても戻すことができなくなる恐れがある。』

A『今までいろんな国と結んでいるし、訴えられたことないから大丈夫。』


Q23.日本の貿易交渉能力って?

M『今まで譲歩ばかりして日本国民にとって不利となってきたが、国民の努力でカバーしてきた。』

A『今まで連戦連勝ですよ。だって貿易黒字だったでしょ?』


Q24.訳の分からない質問を一方的に送りつけて48時間以内に回答を求める行為は?

M『スルーして当然。』

A『即答できて当然。』


Q25.今さらですが量的緩和って効果あったんでしたっけ?

M『MBは伸びてるが、MSはそれほど増えていない。MBはずっと増えているが、この20年間物価は下がっていた。因果関係は現在の日本においてはなさそう。』

A『タイムラグがあるんだってば。それに絶対値じゃなくて変化率を見ろ。え、なんでか?・・・。』


Q26.政府と民間ってどちらが経済効率よいの?

M『ケースバイケース。どちらが効率よいというわけではない。』

A『民間の方が効率的です。え、根拠は?・・・。』



 こうやってみるとアヤカシ派はやっぱりアヤカシですねぇ( ̄∀ ̄)


 まだ、こんな発言がありますよって方はコメント欄に書いてみてください。追記していきたいと思いますので。



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