本題に入る前に昨日の記事に追加ですが、「財政出動が必要であるという話を聞いたけど理解できない人」っていうのは思考停止型に含めてもいいかもしれませんね。
というわけで本題(今回は前回の話のB面です)。
当ブログでは経済と体の仕組みの関連性について過去述べてまいりましたが、財政出動(ここでは公共事業といった方が分かりやすいか)は体でいうと何にあたるのか?
それは運動でございます。
そもそも政府は国民がどのようにお金を使うのかを操作することができませんが、財政出動に関しては何にどれだけお金を使うのか自分の意志で決めることができます。一方、体においても自分の意志でエネルギーを使う行為と言えば、そうです、運動なのです。(国土強靭化ならぬ肉体強靭化というわけですね。)
老化が進んでいく最中において、基礎代謝がどんどん落ちていくのですが、それを食い止めるためには運動をしなければなりません。また、運動をきちんとやっていけば杖歩行のおばあちゃんがフルマラソンできるくらいになったという話も聞いたことがあります。
そこで、運動を拒否する人たち(気持ち)を大きく3つのタイプに分けて考えてみました。
①運動をしないことでメリットを得られる人たち(気持ち)(強欲型)
例)・疲れないで済む
・面倒くさくない
・時間を取られないで済む
②運動が必要であることを知らずに、運動をしない人たち(気持ち)(思考停止型)
例)・運動をすることがよいことかどうか知らない
・運動をしなければならないという意識がない
・むしろ運動することはよくないことだと思っている
・運動することを忘れる(一応ここに含めます)
③運動の必要性は分かっているが、怖くてできない人たち(気持ち)(感情型)
例)・運動したらケガする(体を壊す)のではないか
・運動したら空腹になりすぎるのではないか
・運動したら低血糖になるのではないか(糖尿病治療中の方など)
この分類は誰がどのタイプというものではなく、どの気持ちも多かれ少なかれ(実際に運動をしている人も含め)すべての人に同居していると考えた方がよさそうです。(昨日の話にすれば、同じ日本国の中にいろんな考えを持った人が同居しているという感じです。)
ここ最近の健康ブームもあり、運動不足はよくないということへの認知度はかなり高いものと思われます(ここが財政出動が必要だという説の認知度と大きく違いますが)。それでも、中には運動の大切さを知らない、あるいは運動しなきゃと思っていたのに、いつの間にかそれを忘れてしまっている方も結構いるんじゃないでしょうか。
しかし、やはり一番多いのは強欲型のタイプでしょう。運動すると健康になるのは知っているが、きついし、面倒くさいし、時間ないし、運動しない方が楽でいいなぁという気持ちが勝ってしまうものなんですよねぇ。 (いやぁ、ヘイゾーさんとかを笑えませんなぁ・・・。)
実際に、毎日適度な運動を続けている人というのは、さまざまなタイプの気持ちをコントロールできているということであり(経済で言えば、公共事業の推進に成功している例です)、その秘訣から何か学ぶことができないかと考えてみたり・・・。
つまり大事なのは自己の意識による体の管理(セルフコントロール)ということでしょうか。経済で言えば政府によるセイフコントロールが大事(笑)?
財政出動が推進できない状況というのは政府の自己管理能力が衰えているということなのでしょうか。中野剛志さんの言うGDH(大劣化仮説)はやはり正しいのかも?
というわけで、次回からは運動を続けれる人の秘訣、あるいは運動不足の人に運動を勧めるにはどうしたらよいかについて書いてみたいと思います。今から調べるのでしばらく更新滞ります・・・。老化の話?運動は大事な老化予防策ですよ(°∀°)b
中野剛志さんの大劣化仮説については↓
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/bgc/presentation/index.html
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