日本の報道が伝えない地震の真実~東日本大地震46日目
今日は復活の主日イースターでしたね。キリスト教の一番大きなイベントの日でした。
ヨハネ11:25~26
「25 わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。26 生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」
25 Jesus said to her, “I am the resurrection and the life. The one who believes in me will live, even though they die; 26 and whoever lives by believing in me will never die. Do you believe this?”
地震から1ヵ月半が過ぎ、テレビの番組もすっかり日常のものになりました。私も含めみなさんが地震の直後、その地震の残した惨たらしい爪あとの映像をテレビで目にしたと思います。でもその報道も日本国内のものよりずっと海外のメディアは真実を伝えているような気がします。
Sisters of the Holy Family of Nazareth という海外の修道院が伝える日本の災害の写真を見て、改めて私たちはこの災害と人の事でなく自分の痛みとして共有し続けなければならないと思いました。
どうかみなさんもこの写真を見て、自分の出来ること、自分がどうあるべきかをもう1度考えてくれたらと思います。
地震の起きた3月11日はまだ仙台は寒い時でした。実際地震の後雪が降ったほどでしたから。なのにこの写真の母親も子供も長袖をきてません。津波で身包みをはがされてしまったのか・・・。母親の悲しみと怒りにみちた顔を私は心に刻み付けました。日本の報道がなぜこういう写真を報道しないのか・・・。こういう惨い写真を放送すると一部の視聴者からはクレームが来るから??それてとももっと大きな力がそれをさせないのか・・・。私にはわかりませんが、同じ国に住む私たちは事実から目をそむけるのではなく、現実をもっと見ないといけないと思いました。
もう1枚、衝撃的だった写真がこちら。
どうしてこんな小さな子まで、放射能の検査をしているのか・・・。この子の将来は大丈夫なのか・・・。原発事故による放射能の影響は本当にこの子たちの未来を脅かすものになってないのか・・・。
これが日本のマスコミが報道しない「東日本大震災」の真実です。
菅首相が、被災地を訪れて「反省しますとか」軽々しく頭をさげてるけど、どこか他人事のような態度に思えてならないと思うのは私だけなのだろうか・・・。もちろん私地震も今のところは、寄付をするとかそんな小さなことしか出来てないけれど・・・。この写真があまりに衝撃的すぎて・・・自分の無力さが悲しいです。
津波の被害を受けて休業していた大好きな塩釜のフレンチのお店が再開されることになりました。毎年4月の結婚記念日はそこでお祝いをしていたので、今年もそこでと思い、記念日のお祝いを延期してましたが、5月の再開にあわせて、結婚記念日のお祝いをできることになりました。まだまだ、大きな被害をうけたところでは大きな1歩を踏み出せてないところも沢山ありますが、最初の1歩を踏み始めた被災者の方々のお知らせも少しずつ聞こえるようになってきて、そちらは嬉しいことですね。