イタリア料理教室~鶏レバーペーストとボッリートミスト(12月) | ネコな毎日~avec le petit bonheur*

イタリア料理教室~鶏レバーペーストとボッリートミスト(12月)

自分では去年の12月のレッスンの記事を書いたつもりだったのに・・・書き忘れてたみたい・・・。

私にとってブログはいろんな意味でのメモみたいなものなので、今更ですが、記憶がまだ残っているうちに書き留めておかなければ・・・。


12月のレッスン・・・メンバーはいつもの3人以外に誰だったかな???そうそう思い出した!!

タイ航空でキャビンアテンダントをしていたスレンダー美人さんと4人でした。そして・・・カメラを忘れて行ったのも思い出した。なので今回は携帯カメラでの撮影です。


さて、menuは・・・・

Antipasto:鶏レバーペースト

Primopiatto:トルテッリーニ

Second Piatto:ボッリートミスト

Dolce:プロフィットロール



Antipasto:Crostini di Fegatini di pollo(鶏のレバーペースト


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ネコな毎日~avec le petit bonheur* これ、メチャクチャ美味しかった~!!

アンチョビやケッパーを使うところがイタリアっぽいかな。後はなんとりんごを使っているのもすごく珍しいと思います。りんごの味は全然感じなかったけど、りんごがレバーの臭み消しになってるんでしょうね。後で他のレバーペーストのレシピをみたら意外とレバーペーストにりんごは欠かせない材料のようで勉強になりました。

冷たく冷やした白ワインとかシードルにあいそうな1品。


Primopiatto:Tortellini in Brodo(トルテッリーニ)


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このメニューは前にも1度やったメニュー。とてもおいしくて生徒さんからのリクエストが多くてアンコールです。

フィリングは豚ミンチ、2種類のハム(・モルタデッラ・生ハム)、パルメジャーノレッジャーノ。それをひたすら2センチ角くらいのパスタで包みます。イタリアでは「Ombelico di Venere(ヴィーナスのおへそ」)と呼ばれている、エミリア・ロマーノ地方の名物料理。

セコンド料理のボッリートミストのスープとともに頂きます。なので、ボッリートミストとこのパスタはお教室ではセットのメニューです。トルテッリーニはボローニャとモデナでもっともポピュラーで、イタリアで一番小さな詰め物入りのパスタだそうです。 でも・・・ドイツでみるトルテッリーニはドイツサイズなのか大きいです。


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Secondo Piatto:Bollito Misto con Salsa Verde

                    (ボッリートミスト 緑のソース添え)


今回は、イタリアンパセリやミントで作った緑のソースをつけて食べました。

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牛バラ、牛すね、手羽先、そしてcotechino(コテキーノ) というエミーリアロマーニャ州、モデナ名産の豚肉と香辛料のみで作られる、大振りなサラミソーセージ。モデナでは年越しに、炊いたレンズ豆とコテキーノを一緒に食べる習慣だそうです。(因みにレンズ豆はイタリア人にはお金のたとえらるお豆。)コテキーノは腸詰めですが、モデナでは同様の作り方で豚足に肉を詰めるザンポーネ も名物。腸に詰めたらコテキーノ、豚足に詰めたらザンポーネ 。大きなお鍋でたくさん作るのが煮込み料理の美味しさのコツですよね。この料理は日本のおでんみたいなもの。具もさることながらスープにお肉やお野菜のエキスがでてどっちも主役。このブロードで頂いたのが先ほど紹介したトルテッリーニです。


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Dolce:Profiterole(プロフィットロール)

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先生がイタリアで買ってきたジャンドゥーヤクリームをたっぷりかけて・・・。プロフィットロールは、ネコな毎日~avec le petit bonheur* カスタードクリームを詰めた小さいシューを積み重ねて、チョコレートソースをたっぷりと上からかけたイタリアのドルチェ。フランスのウェディングケーキ「クロカンブッシュ」に似ていますが、フランスはシューの接着にカラメルを使います。フランスではシューを高く積み上げることに子孫繁栄などの意味があるようですが、イタリアではどうなんでしょうね。チョコレートソースでは接着が弱くて高く積み上げるのは難しいので、高く突き上げる習慣は無いような気がします。どっちにしろ、フロフィットという言葉がついているお菓子なので縁起はよさそうですね。