誰にも教えたくないお店～日本料理 『おかざき』 /勾当台公園
2010年7月21日～24日 神楽坂まつり
（新宿区）
ずっと行きたかった日本料理のお店にやっと行くことができました。
日本料理 『おかざき』
繁華街からは少し離れたところにひっそりとあるカウンター５席、２階にテーブル２席の小さなお店です。
カウンター席は板前さんとの距離もとっても近く、板前さんの包丁捌きを見ながら、美味しいお料理を頂くことができます。板前さんとお話できるのも楽しい食事の１つですご主人である板前さんの岡崎敏彰さんは、まだとっても若いのですが、「なだ万」で１０年修行され独立し、去年の１０月に「おかざき」を開店されたそうです。
メニューは昼も夜も同じ内容で3,800yenのおまかせコース１つのみ。月に２回のペースで献立は変わるそうです。
先付 湯葉と雲丹：昆布でとったお出汁のジュレとすりたてのカボスの風味がよくて、すごく美味しかったです。
前菜 お豆腐とアナゴの白焼き：出汁のかつおはこちらで削ったものだそうです。
お造り：カレイと朝じめした平目。平目はしっとり、カレイはコリッとした食感。仙台の人はしっとりした食感のお刺身が好みだそうですが私は長い間金沢にいた時期もあり、コリッとした（きときと）の食感が好きという話でご主人と盛り上がる。以前金沢からきたお客さんと同じ話になったそうです。そしてなぜか話は氷見のぶりの話になり、私は氷見のぶりを食べて獲りたてのぶりは、焼肉のミノかと思うほどのコリコリの食感であのぶりの味は忘れらないなんて話にも。ご主人も氷見のぶりの色の鮮やかさをみて驚いたとのこと。こういう全国の食材の話でプロと盛り上がれるのも食事以外の楽しみです。
焼物 伊佐木の炭火焼：炭火焼だから香ばしい!!すごく美味しかったです。私はお魚はちょっと焦げすぎくらいが好きだからこれだけしっかりと焼いてあるとうれしいです。
煮物 茄子と冬瓜とたこ：薄く炊いてあるのに、お出汁がいいからちゃんと味がある。
仙台牛のたたきとフォアグラ：お客さんから人気のメニューとのことで、もはやこのお店のはずせない料理になっているそうです。一緒に言ったお友達とみんなで絶賛!!タレは蒲焼のたれを意識した甘めのタレ。それが、フォアグラに負けないようになっていて絶妙です。上にかかっているのはグリンピースのピューレ。
お食事：空豆ご飯とあさりのお味噌汁、きゅうり
水菓子は、グレープフルーツゼリーとメロン。
えっこんなとこにあるの？本当にここがお店？ていうくらい小さなお店ですが、もてなしも含めとても美味しいお店でした。お店もとても清潔感がありまた行きたいなと思っています。夜でも3,800yenていうのはかなりお得。男性ではちょっと少ない量かなとは思うけどお酒飲みにはこのくらいの量がちょうどいいかも知れません。女性にはちょうどいい量だと思います。