★この記事は2016年5月に書いたものの再アップです★
先週金曜、京都で開催されたトークライブに
パネラーとしてお呼び頂き、
「私らしい働き方」 について
お話しさせてもらいました
そのなかで
「我が家の基本方針は放牧育児なので!」
と言ったところ、これが大反響でして。
キャッチーでイメージしやすかったからかな。笑
口頭ではよく使っている言葉だったのですが、
意外にブログには書いていなかったことに気づいたので
そこに至った経緯も含め、
ちょっと書いてみようかと思います。
*************
遡ること2013年。
長女妊娠中だった私は、
それまでの志向に輪をかけて
ナチュラルな生活を送っていた。
「生まれて来る子どものために
とにかく健康でいなくては!!」的な考えで
私史上最もストイックに過ごしてたかな。
(ストイックさを楽しもう!というスタンスで^^)
当時役員で参画していた協会も
代替療法関係だったし、
そういう情報が身近に溢れていたことも
一因だったかもしれない。
当時横浜在住だったので、
北関東や東北産の野菜は自分では買わなかったし、
(正直スーパーで避けるのは難しく、宅配頼みだった)
身体に入れるのは浄水器の水ではなくミネラルウォーター。
動物性食品もかなり摂取量少なかったなぁ・・・。
出産は助産院だったし、
産後は布おむつと完全母乳が当たり前でしょ!と思っていた。
(自然派育児の2大トピックだと思う・笑)
そして9月14日に3,410gで
すこぶる元気な長女を無事に出産
出産備忘録。
ところが産後、フタを開けてみれば
母乳が出ない。
え?おっぱいなんて普通に出るでしょ??
しかも相当身体に気を使ってきましたけど??
と、戸惑いを隠せない私・・・。
母乳に良いと言われる
ハーブティーも根菜もお餅も摂りまくったし
助産院の母乳相談にも何度も通った。
それでも、出ない。
長女は産後すぐから超食欲旺盛で(それは今でも・笑)、
私の微々たる母乳では全く飽き足らず、
(そのうちにおっぱいに興味を示さなくなった・・・)
慌ててiHerbで個人輸入したオーガニックな粉ミルクを
ハハの想いなど知らぬ顔で
グビグビ哺乳瓶で飲んでいた。笑
そんな長女は生後一ヶ月半で、
8時間連続して寝てくれるようになった
(なんと喜ばしいこと・・・・・・!!)
が、助産師さんに勧められた
桶谷式の母乳育児相談室に行けば、
ミルクをたくさん飲んで胃もたれして
疲れて一晩寝てるだけだから(=良いことではないから)
寝る前のミルクを減らしなさい、と言われた。
そうすればお腹が空いて2,3時間で起きるだろうし、
例え寝ていても起こしておっぱいを飲ませなさい、と。
(桶谷式では基本的に授乳間隔は
一日中2時間おき!が推奨されているそう。
私がお世話になった先生が特別厳しかったわけではなく
それが桶谷式のスタンダードな考え方のよう)
でも、放っておけば一晩寝てくれる娘を
無理に起こすことは果たして<自然>なのだろうか・・・?
計算では一晩の間に3回起こさなきゃいけない。
が、到底そんなことはできそうにない。
せめて一回くらいは・・・と思って起こすけど、
結局おっぱいには興味を持たないまま
ミルクをグビグビ飲んで眠るだけ。
あれ、これって意味なくないか??
母乳を分泌するホルモンは
夜間授乳の刺激によって作られるのだから
夜に飲ませないと母乳は増えませんよ、
という理屈はわかる。
が、目の前の娘は
お腹いっぱいに飲むことを望んでいるし
私も自分の睡眠時間を切り刻んで
母乳育児に取り組めるか・・・というと
はっきりと「それは無理!」という心の声が
ここで自分の母性の少なさを初めて意識するようになった。
そして生後5ヶ月くらいで
三ヶ月の桶谷通いを止め、
(それでも三ヶ月は粘って時間もお金も費やした・・・汗)
その後1,2ヶ月で早くも歯が生え始め
噛まれるようになったのを機に、卒乳。
おむつについても、
完全母乳なら布おむつも頑張れるはず!と思ってたけど
ミルクは何かと手間がかかるので
完母になるまでは・・・と暫定のつもりで紙おむつを使う日々。
これもiHerbでセブンスジェネレーションの
無漂白の紙おむつを個人輸入してました。
(現在は取り扱いがないのが残念・・・ )
完母が無理だと気づいたあとに
何度か布おむつを試してみたものの
(だって一式準備してあったんだもん・笑)
「あ、これ私には無理やわ」
とすぐに気づいた。
布おむつってとにかくこまめに変えなきゃいけないし、
当然変えたあとの洗濯もあるわけで。
妊娠前まで布ナプキンを使っていたから
たいして手間は変わらないだろうと思っていたけど
私にとっては想像以上に負担が大きかった
愛する娘のためならできるはず!!
じゃあできない私には愛が足りないのか?!
いやいや、愛が足りないんじゃなくて
単に向いてないんじゃないの?
我が子のために自分の時間を費やすことが喜びになる人
(私の感覚ではイコール「母性が強い人」)もいるけど
私はそうじゃないってことだ!!!
と、挫折やら葛藤やら自問自答やらの末
愛がある、ない=感情 と
子どもの相手が得意、不得意=資質
は全くベツモノである、という結論に至った。
(この辺を詳しく書いた記事がこちら)
母親失格。
同時に
「自然であること」にこだわってきたけど、
たくさん飲みたがる娘に
少ない量のミルクしか与えないことや
夜寝ているのをわざわざ起こすことは
「私と娘にとって自然ではない」。
それでも母乳にこだわるのは
親のエゴでさえあるんじゃなかろうか、と。
ここでつい先日書いた
自己肯定についての考察もからむ感じかな。
自己肯定感に関する考察
母乳が出ない自分。
母性が少ない自分。
それを受け入れるまでには
やはり時間がかかりました。
(だってストイックブームだったから・笑)
が、一旦受け入れ自己肯定をしてからは
じゃあどうするかな?という発想に。
そこから放牧育児という考え方が
私の方針になっていくのです。
予想通りの、この長さ。笑
鉄が熱いうちに続き書きまーす!
※書きました!
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