おはようございます
CIRCE-CAFFEのブログを見にきていただき、ありがとうございます
昨日の雨は異常なまでの降りでした。
一転今朝は早朝からまぶしいくらいの晴天です。
夏らしい雲と一緒に昼間には今年一番ではないかと思うほどの高い気温になりそうです
私は暑がりですけど夏の暑さは好きです。特にカラッとした暑さが
今日は食糧の話です。
私はスーパーへ行くとまず青果コーナーの処分棚をチェックします。
既に腐りかけていたり、まだまだ普通に売れるのではと思う物まで、さまざまな処分品が陳列されています。
元々は食費を抑えるためですが、以前の青果・食品販売業を経験している関係で、こういった食品を使わなくてはという気になります。
TVや雑誌で野菜や果物の見分け方をよくとりあげているのもあり、最近の主婦は目が肥えています。
ちょっとでも外見が悪いもの=不味い、腐りやすいとなり、選んでくれません
そういって、形の悪い、色つきも悪い食品がいつも売れ残ってしまいます。
農家さんも常にきれいな形で美味しそうな色艶をしている農作物を作りたいと願っています。
しかし農作物は生き物ですから、どれだけ手間暇をかけた物でも全部が全部思うように発育してくれません。
更に昨今の異常気象の影響で、せっかくの畑が一瞬にして無になったり、更に処分に追われたりと農家さんの生活もさんざんです。
今はレストランでも朝採れたての新鮮野菜を提供していたり、食品の品質チェックの目も厳しくなってきているところが多いです。
確かに美味しい料理に素材は重要な要素です。
しかし良いものがあれば悪いものも存在します。
ではその悪い物はどこへ行くのでしょう?
全てではありませんが、廃棄です。
日本は食糧廃棄率が世界一という不名誉な称号があります。
ご存じの通り日本は人口に対しての食糧自給率が低い分、輸入に頼らざるを得ません。
しかしながら、輸入量の1/3を廃棄にしているというデータもあります。
ただこのデータも非可食部が含まれるなど重量変化率は加味してないので、正確なデータではありませんが、それにしても他国と比べれば異常なまでの食糧廃棄率なのです。
食品メーカーがとことん追及して食品ロスを極限まで抑えたラインを開発、実践していても、エンドユーザーの口に入らなければ廃棄率は減らない訳です。
日本には昔から伝わっている食品の文化と保存の知恵があります。
そして最近ではとても優れた冷蔵、冷凍といった保存設備がありますし、ラップやフリーザーバッグといった便利グッズも多数あります。
今年の夏に限らず、今では継続的な節電を求められます。
そういった中でも色々な知恵を出しあって、節電をして食品を上手に保存して廃棄率を家庭レベルから抑えていくことが重要なのではと思います。
これからの季節、食中毒もそうですが食料の腐敗は驚くほど早いです。
なるべく買いだめはせず、上手な保存方法でこの夏を乗り切りましょう。