【キル・ビル Vol.1:ネタバレひとくちレビュー】やっばりシナリオが巧い | 映画バー「銀幕酒場」オフィシャルブログ[バーの紹介とか、映画やDVDやドラマやアニメや演劇のハナシ]

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実は大昔のブログで書いた速攻レビューです。

たぶん、今後書き直さないと思うので「ぴあ映画生活」にアーカイブしました。


キル・ビル キル・ビル (2003)

【監督】クエンティン・タランティーノ
【出演】ユマ・サーマン / デヴィッド・キャラダイン / ルーシー・リュー / ダリル・ハンナ / ヴィヴィカ・A・フォックス / マイケル・マドセン / マイケル・パークス / 千葉真一 / 栗山千明 / ジュリー・ドレフュス / ゴードン・リュー / 國村隼 / 北村一輝 / 麿赤兒 / 菅田俊 / 大門伍朗 / 風祭ゆき / 佐藤佐吉 / 大葉健二
 
★★★☆ [70点]「タラちゃん節大炸裂で、シナリオ巧すぎ!」

首が飛び、腕が飛び、足が飛ぶ。
そして、吹き出す血しぶき……。

そのため、ただのスプラッターだの、途中で気分が悪くなっただの、タラちゃん自己満足映画だの、うんぬん。

公開当時かなり賛否両論な映画である。

しかし、これが全編オマージュだらけで、映画好きほどホレる一本でなのだ。

特に千葉真一のナレーションが最高。

ドラマ「服部半蔵〜影の軍団」で半蔵薬をやっていた千葉真一が出てくるだけでヒデキ感激。
おまけにギャバン(大葉健二)まで出てくるし、まさに感涙モノ。

時間が交差する演出もハマって、イッキに見れてしまうし。
例によって、タラちゃんらしく音楽はかっちょいいし、何気ない無駄セリフも決まってる。

しかも主人公の名前が未だに不明のままだったりして、サスペンス要素も満載。
こりゃ続編も見なくちゃって気分になる。

ホント脚本うまいなぁと思った。

 
Posted by たむじ on 2018/02/01 with ぴあ映画生活